日本代表 vs 韓国代表 @ 蚕室総合競技場

gowest_lookeast2013-07-28

選手が頑張るんやから、オレも頑張らんワケにはイカンやろ!
という意味不明な論理の下に、江南のSeven Luckへ。蚕室は地下鉄で隣の駅やし。


ただ、もともと今回は遊ぶ予定が無かったからタネ銭が無いのね。手持ち現金は350,000KRWぽっち。50,000の札が5枚で残りは10,000以下の札だったんで、50,000 x 5 = 250,000KRWで勝負。
まあしかしとにかく今日は大きく勝つのが目標じゃなくて、1,000でもいいから勝って気分よく試合に臨むのが目標。


午後から入ったけど、日本のシャツ着てるのは俺だけ。
ちょっとくらい頑張る日本のシャツがいてもいいんじゃない?と思ったけど。
ここの大小はやっぱし1台っきりでそもそもほとんど開けてないので、必然的にバカラ。しかしここってノーコミッションしかないんだっけ?上の階では高いレートで普通のバカラやってたみたいだけど、無理だし。ノーコミッションでいくつか見。基本的にシボリなしで、ディーラーが淡々をめくっていくので勝負が早いかも。
適当に台を決めて開始。


一進一退でやや負け気味。それでも浮くタイミングはあったので、「ここで帰れば勝ちなんだけどなあ」とは思いながらも、そこで止められない俺はやっぱ弱い人間w
そんな中でもツラ目のタイミングに上手く乗れて、勝負手(とはいってもこのタネなんで勝負手でも60〜70K程度)を取りながら、一息ついて手元をみるとちょうど200Kの勝ち。
2万円かあ。でもこのタネなら文句は言えないなあ、あと50K勝てばちょうど2倍だけど、そこでドツボにハマるんだよなあ。だいいち今の勝負手で相当気力使ったし。
ということで撤退決定。まあ2万円と考えると上出来でしょう。つか、このおかげで来月来たときはもう現金は手持ちで乗り切れそうだわ。


COEXの中のバーキンで軽くwhopper食ってから、歩いて蚕室へ。雨は辛うじて降ってないというくらい。
15分くらいで着いたが、今日は手前の野球場でも試合があるらしく、ゲロ混み。サッカーの方は日韓戦までまだ全然時間あったからってのもあるけど、結構入るのね。韓国のプロ野球
蚕室は、2000年に来た時の記憶が甦った。あの大きな道からドーンと五輪マークが見えた。チケット拾ってちょっと写真だけ撮ろうとしたところでパラパラと雨が降り始めた。あーあ、って感じ。
それでも屋根があると思っていた俺の席は、全然屋根無し。2階席の前の方のつもりで買ったのが、1階席の後ろ半分の前の方だった。よって低い。
で、隣にいた兄ちゃんにチケット見せて英語で「これ。ここ?」と聞くと、やっぱそうだった。ううむ。ちょっと座ってたけど、それなりの雨だったんで撤収。後方の、屋根があって空いてる席に勝手に座ってみる。


中に入ったときの豪中戦は前半終了間際で1-1。
後半は派手な試合で、中国が立て続けにゴールを決めて4-1になったのでなんだかなあ、これだと日韓戦引き分けだと中国優勝じゃん?とも思ったが、終了間際に豪州が2点続けて取って4-3で終了。


雨は止む気配無しのまま日韓戦に突入。フンイキは。まあ、こんなもんじゃない?というところか。両軍ガチって感じでもなし、雨のせいか満席でもないし。
日本のゾーンは南側のスクリーンがあるゴール裏だったが、俺がいたバックスタンドにも普通に青いシャツが散見。なんだかんだで200〜300人に1人くらいは日本人だったんじゃないか。心強いわw
こっちのメンバーはなんと再度全替えで1戦目に戻る。個人的には豊田と柿谷の2トップでもいいと思ったがZacの中では2トップは基本系には成り得ないってことか。でも3バックの3-4-3よりは遥かに機能しそうな気はするんだけど。


あっちのメンバーはほとんど知らん選手。J組も結構いるはずではあるんだけど。韓国側のメンバー紹介の最後に監督して洪明甫が出るとドーンと湧く。まあスーパースターやもんな。俺らにとってみるとカズが監督やるようなもんだし。


で、試合なんですが。
有り得ないくらい押し込まれる。蹴って来たボールに対してセカンドが全然拾えなかったのが問題。韓国側は押し上げてて選手間の距離も近かったってことか。でも上手くキープして前に出せればチャンスになった筈だが、そもそもキープして時間を作れる選手不在。セーフティファーストで前に蹴るばかり。ほとんど形にならず。自然とそれも拾われて前に蹴られてセカンド拾えず、という悪循環。
完全に崩されて、という形こそそれほど無かったけど終始押し込まれたのは間違いない。
しかしそんな中で、唯一まともに前に出たボールをモノにしたのが柿谷。完全にバックラインの裏を取って、1対1を冷静に制してなんと日本先制!!!


韓国人に包囲された中だが立ち上がって叫ぶ。トーゼン。だってゴールやん。俺らの。
ゴール裏だけじゃなくて、バックに散らばってた青いシャツも立って喜んでるし。トーゼン。だってゴールやん。俺らの。


韓国人どもは当然のようにシーン、としてんの。で、スクリーンにリプレイが出るとオフサイドじゃね?みたいなこと言ってんの。
まあ気持ちは判るが、そんなこと言っても意味ないのよ。オンサイドでゴールだし。0-1だし。ははははは。


ただし、これは長く続かず。まあそらいつかはやられるよね、とうことで前半30分過ぎには追い付かれる。
ミドルシュートも見事だったが、その前のパスが素晴らしかった。あれを止められなかったのがまずかったな。
周囲は全員立ち上がって、俺だけシラーっと座ったまま。


まあこれは1-1で折り返しなら万々歳という展開をどうにか乗り切って45分終了。
しかしこれは残り45分が思いやられるな。韓国も多少は落ちてくるとは思うが、それにしても押し込まれすぎ。残り45分しのぎ切れるか?


という感じだったが、受け慣れもあっただろうし、向こうの疲労もあったと思うが、後半も引き続き攻め込まれはするものの、前半に比べると遥かにマシな状態。
をを、これはどうにかなるんじゃね? 攻めるシーンは少ないけど、このまま1-1で終了は大いに有り得る展開。少なくとも守備はめっちゃ頑張ってるわ。よーわからんのが原口はいったい何をやってるんだろう、さっさと変えろとか思ってたんだが。
GK西川を中心にほぼ全員で時間使うモードにも突入。周囲からはブーイングだが、知るか、そんなもん。とにかく1-1ならこっちはオッケーなんじゃ。




なーんと、「5分」のロスタイム表示が出た直後、その原口がドリブルで激走。おお、これはというところでシュートはブロックされたものの、それに反応したのが我らが日本代表30番、柿谷曜一朗。ゴールに押し込んで1-2!!! 勝ち越し!!!!しかもロスタイム!!!!!。
「よっしゃああああああああああ!」と立ち上がって叫ぶ。トーゼン。だってゴールやん。俺らの。しかも残り5分。
韓国人のみなさんは「そんなバカな」って感じでボーゼン。
(まあホームで前のめりだったのはわかるが、それでもあの時間帯でカウンター食らって、かつ危険視してた選手に2点目も決められるってのは、韓国側からすると有り得ない話だとは思うわ。逆だったら日本の守備陣はクソミソに叩かれる。)


そして当然のように残り5分は攻め込まれまくりで、完全にやられたと思ったゴール前の混戦からのシュートも、ロスタイム前に入っていた豊田がゴールライン上に立ちはだかりヘッドでクリア。あぶねええええええ。


ちゅーことで、1-2でタイムアップ。勝ったぜええええええええええ。
9回目の日韓戦で遂に2勝目。しかもここは2000年に屈辱の敗戦を喫した蚕室。
いやあ、快感やなあ。よーやった、よーやった、マジでよーやった。
アウェイで勝つのって難しくて、こないだParisで勝った時もそうだったけど、こんな快感はそうそうない。しかも韓国相手にwwwww


表彰式があるはずだが、東アジア3位に輝く韓国人の皆さんは早々に帰り始める。
残ってるのは青いシャツの日本人だけ。
柿谷が得点王で、山口がMVP。これはよーわからんけど。
最後に駒野(駒野は全体に冴えなかったと思うが)がカップを掲げて大団円。
いやー、よかったねえええええ。ここまでやってきた日本人にみなさん。
なかなか見れないよ。蚕室で韓国に勝って優勝カップを掲げる瞬間なんてさ。


へっへっへっ。という感じで地下鉄に乗り込んで、弘大に戻る。
ソルロンタンで晩飯。