昨日、アルバニアの首都、ティラナに着いた。
アルバニアというと、最近まで鎖国同然で北朝鮮と仲がよくて、くらいしか知らなくて、アジアの貧乏国みたいのをイメージしてたのだけど、実際にはそんな事はなくて、かなり普通にヨーロッパの古い国だった。ビルもそれなりに立ってるし。
乗り合いのミニバスで着いた時には、「あー、こりゃ間違いなく一雨降るな」と思ってたら案の定、土砂降り。まだベッドも定まらぬままに雨宿りしてたら隣がファーストフードの店で、昼は食ってなかったんで腹は減ってたんだけど、両替してないんで仕方なくカウンターの女の子に
「ユーロ、使える？」って聞いたら、恐ろしく流暢な英語が返ってきて驚いた。
で、何よりも驚いたのが、女の子がカワイイ！
いや、実際街を歩いてると、すれ違う子すれ違う子、ことごとくなんでこんなにカワイイ子が多いんだって感じ。
どこの国に行ってもカワイイ子はいるんだけど、それと同じくらいブサイクもいるってのは当たり前の話。ただ、ここではみんなカワイイんで、もうなにがなんだか。。。。
そんなこんなで、毎日のように国境を超えてるのだけど、
1ブルガリアレヴァ＝約70円
1マケドニアディナール＝約2円
1アルバニアレケ＝約1.1円
もう通貨感覚がメチャクチャで、300レケ。とか言われても、「えーと、日本円だといくら掛けるんだっけ？」としばらく考え込む。めんどくさ。ユーロって、偉大だよな。あと、昔の旅行者も。
ティラナの街自体はたいした見所もないし、することもないんで、部屋でテレビ見てたら、何と、アニメ版の水戸黄門をやっていた。アルバニア語の字幕が入ってて、当然、日本製アニメなんだが、いったい、いつのものなんだ。しかも、流石にアレをそのままアニメにしても子供が見るワケがないので、水戸黄門はエスパー能力があるのだ。
助さんと格さんがバトルシーンでピンチになると、黄門が超能力で助けんの。もうワケワカラン。
その後、チャンネルを変えたら、パット・キャッシュとアンリ・ルコントのテニスの試合をやってたりして、これもワケワカラン。もう2人とも40代半ばは行ってると思うけど、キャッシュはともかく、ルコントは腹の周りに相当肉がついて、ほとんど江夏。
ただ、それでも時折見せる鋭いフラットは往時を思い出させた。
しかし、アルバニアのテレビ、誰が見てるんだろう？？？
