ブラショフで、テラヤバス

gowest_lookeast2005-10-15

ルーマニアに戻って、ブラショフに着いた。
天気がよろしくないのだけども、そのせいで霧がかかったりして、トランシルバニア的なフンイキなので、それはそれで宜しい。
街並み自体も奇麗だし。(ロンプラによるとブラショフは"Dubbed new Prague"だと)


で、なにがテラヤバスって。


今夜はかなりマトモなレストランで晩メシ食った。
ビールとサラダとスープとポークのチップ入れて31レイ。
スープは、「牛の腸だけど、それでいいか?」と言われたんだが、別にいいじゃん、ということでオーダーしたら、メチャウマー。
要はモツの煮込みなワケだ。あるいはトンコツスープにも、ちょっと似てる。


そんで、会計の段になって支払って、さて帰るか、と思ってると、さっきのウェイターが、

「この後のことでちょっとアドバイスいいですか?」

って言うんで、一瞬、何のことやら理解できないながらも、"Yes, please."

「帰りはタクシーを呼ぶことをお薦めします。この辺のチンピラ2人組に狙われてるかもしれないから。さっき2人組があなたの事を話しているのを、別のウェイターが聞いたそうです。何も起こらないかもしれないけど、安全のためにタクシーを呼んだ方がいいかもしれないです」


えええええ。何なんだ、それは。
ホロ酔い加減が一気に吹っ飛んだ。


チンピラ2人って、そんなんバトルったら絶対に負けやん。
ブカレストの北駅はすげえ無法地帯で、朝昼晩問わず、シンナー吸いながら歩いてるガキなんかいるんだが、あんなラリったガキなら何とかなるけど(向こうがナイフでも持ってりゃ別だが)、チンピラ2人はテラヤバス。
しかも、マネーベルトにはシャレにならんくらいの大金アリ。
ホテルとは200mしか離れてないのだけど、どうせタクに乗っても5レイ出すだけだし、それで安全が買えるなら、ってことでタクを呼んでもらった。


何なんだ。これは。いい街なのにケチがついたぞ。