サマータイムのナゾ

gowest_lookeast2005-10-20

午前中の列車でルーマニアを出て、ハンガリーに入った。
その前に、残ったレイの使い切りも兼ねて、車内でのお昼用にパンを買った。
3.4レイだったんで、5レイ札を出したら、2.6レイのお釣りを渡された。普段ならちゃんと1レイ返すんだけど、1.6レイでは買えないコーラが2.6レイなら買える!と瞬時に考えてそのまま受け取って、駅でコーラを買った。


ルーマニア人は引き算が苦手なのかもしれない。ブカレストのホテルでも121レイに50レイ札x3枚出したら、39レイのお釣りが返って来たことがあった。


まあ、それはどうでもいいんだけども、とにかく列車でルーマニアを出てハンガリーに入った。
ルーマニア出国とハンガリー入国は、ここまでの東欧の出入国にかかってた時間を考えると、信じられないくらい迅速で、多分それぞれ30分もかからなかったと思う。(同じコンパートメントだったルーマニア人の女の子曰く、いつもより時間がかかったとのことだったけど。。。)


ともあれ、これでついにハンガリー入国!パスポートに貰ったスタンプもEUスタンプ!
時間も欧州中央時間になった!


もっとも、この週末にはスタンダードタイムへの切り替えがあって、そこでまた1時間戻るのだけど。
今日は天気がよくて暖かかったものの、シギショアラでは雪まで降ってサマータイムもねえだろう、と思うんだけど、まあこういうルールなんで仕方がない。
ただ、これはずううっと前々から思ってたんだけど、なんで「サマータイム」なのかね?
だって、スタンダードタイム(10月末〜3月末)よりもサマータイム(3月末〜10月末)の期間の方が長いんだぜ??? だったら、夏をスタンダードにして、ウィンタータイムとして設定すべきじゃね?
という疑問を、ルーマニア人の女の子にぶつけたら、彼女はそもそも半々に別れてると思い込んでたらしく、俺が数えながら「な?サマータイムの方が長いだろ?」と教えて「本当だ!」という始末。


誰か、このナゾに答えてくれ。




さて、ブダペストには14:00過ぎに到着。


来たなあ。ここまで、来たぜ。


ここまで来れば、ウィーンはもう目と鼻の先。つうか、その気になって強引に電車に乗れば晩メシはウィーンで食える!デザートにデーメルのザッハトルテも食える!
とかいいつつ、色々と検討した結果、今夜の夜行でブダペストを出て、ベオグラードに向かう。
まあ、余程の事がない限り、10日後くらいにはブダペストに戻ってくるん積もりなんだけど。いずれにしてもこの10日くらいの旧ユーゴ圏が最後の難関というか、キツい所(とは言っても、パキスタンとかに較べると可愛いもんだろうと思ってる)で、ここを抜ければもう残りはほぼ勝手知ったる普通のヨーロッパの街ばかりになる。


これが最後の夜行での移動になると、いいなあ。


P.S.
ここのクソったれキーボード、deleteキーのすぐ下になぜかPowerボタンがあって、deleteを連打するとこのPowerにも触ってしまって2回も電源落とした。
俺のせいじゃねえぞ。何のためにこんな所にPowerボタンがあるんだ。仕様不良だ。