Partizan vs Vozdovac @ Belgrade

gowest_lookeast2005-10-22

ベオグラードって言うと、どうしても戦争とか空爆ってのをイメージしてしまうんだけど着いてしまえば何のことはない、普通の街だった。
いや、むしろ緑の森と河に囲まれた、とても人口100万以上の都市とは思えないくらい自然の多い街。中心地は丘の上にあって、自然と坂道が多い。繁華街は他のヨーロッパの都市と変わらないし、ソフィアとかブカレストに比べると逆にアカ抜けた感さえある。
(ただ、南の方の官庁街らしき所で、1つだけ空爆の跡らしき廃墟のビルを見た)


で、セルビアリーグのパルチザンvsヴォズドヴァック(ドコなんだ?これは)。
当然ながらチャンピオンズカップホルダーのズヴェズダの方が有名だし、1週間早ければ、ズヴェズダvsパルチザンベオグラードダービーが見られたのだけど仕方がない。
ズヴェズダといえば、何といってもストイコビッチ
パルチザンといえば、ミヤトビッチがここの出身だった筈。


朝イチでツーリストインフォメーションに行って、尋ねたらお姉さんが手元の新聞でキックオフ時間を調べてくれた。そんで、スタジアムの場所も教えてもらって、その通りに歩いて行く。(どう考えても普通の旅行者の問い合わせじゃないよな。よく教えてくれたよ。あのお姉さん)


着いたはいいが、チケット売り場が見つからずに、入場口らしき所でおっちゃんに「チケット売り場はドコよ?」と尋ねると、何とタダだった。
オイオイ。トップリーグの、しかも名門チームのホームゲームだぜ。
時折小雨がパラパラという感じではあるが、入場がタダで、土曜の14:00キックオフで、集まった客は推定3000人。
俺は奇特な外国人だったんだろうな。。。


試合は、面白かった。タダというのがもったいないくらい。
さすがに欧州予選をトップ通過した国のリーグの3位vs4位。個々の技術もあるし、セリエみたいに引きこもらずにオープンに戦うし(ディフェンスが甘いとも言えるけど)。
試合はパルチザンが前半2-0と先行しながらも、後半早々に1点返された後は、アウェイが主導権を握って、パルチザンDFが1発レッドで10人になった後は完全にアウェイのペース。後半15分くらいに追いつかれて、残り8分くらいで逆転。
ロスタイム突入直前に、セットプレー崩れから同点ゴールが決まって「よっしゃ!」と立ち上がったが、オフサイドでノーゴール。そのまま2-3でタイムアップ。観客はちょっと荒れ気味。


明日のバスで、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボに入る予定。
ただ日曜の午後ってなあ。両替が難しそうなんだよな。。。