まあ、こんなこともある

現在、中国時間で7/22(土)13:00。
本来ならば昨日の夜に昆明行の電車に乗って、もうすぐ昆明に着く頃の筈なんだけども、桂林にいる。
昨日の夕方、チケットを引き取りに行ったら、しれっと「取れなかった」ですと。


で、俺の担当者は電話先にしかいなかったんで、
「テメーあんだけ取れるのかって確認して、お前、Yesって言ったじゃねえか、とにかくオフィスに来い」
というと、「1時間かかる」ですと。
「おお、1時間でも待つから来い」
ってことで、待つこと1時間。やって来た。
で、奴が言うには、
「この電車は上海発の昆明行で(それは知ってた)、桂林で降りる客がいるから、それに乗れる。それはもうコンピューターには上がってないから、車掌に言うしかない」
「で。どうしてくれるんだよ。俺は中国語なんて話せないぞ」
「手紙を書いてやるから、それを見せろ。車内に楊という列車長がいるから、見せればOKだ」
「ホントかよ」(もう殆ど信用してない)
「昨日も、これで3人乗せた」
「昨日はどうでもいいんだ。問題は、今日乗れるかなんだよ。しかもチケットなしで、どうやってプラットフォームまで行くんだよ」(チケットがないと待合室に入れない=ホームにも行けない)
「3元払えば、アッパークラスの待合室に入れる。そこからホームに出る」
「ああ、じゃあそれでいいよ。やるだけやってみよう」(もうほとんど俺も投げやり。奴らの基本姿勢は、金は返すからいいんだろと。全くビジネスになってないwww)


で、手紙を持って、バイタクに乗って郊外の駅に向かう。リュック背負って、片手に荷物で、けっこうコワかったが、まあ無事に着いた。
そんで、3元じゃなくて5元だったんだが、とにかく待合室に入ると、すぐに昆明行が来た。
ホームに出て、楊さんを探すと、"列車長"と書いた札をつけてるおっちゃんが居たので、例の手紙を見せると、
「没有」
やっぱりな。
もうこの際、軟臥でもいいやと思い尋ねると、「軟臥も没有。硬座に行け」というんだが、硬座車両を見ると、通路とか入り口まで立ってるやん! こんなんで一晩なんか、俺は無理だって。


アッサリ引き下がり、スゴスゴと市内に戻って、結局桂林に泊まった。
ということで、あのバカ代理店の野郎のせいで、無為な時間を過ごしている訳である。こんなんなら陽朔に居た方がよかったじゃんなあ。
そんでもってさっき、駅とかバスターミナルで色々調べたが、昆明への移動は難しそう。
とりあえず、まずは南寧まで行ってみて、そこから先を探すというのが一番現実的な感じではあるので、明日はとりあえず南寧に移動するか。


しかし、これ1週間くらいの旅行で来てたらたまらんな。
初めてインドに行ったときが、まさにこんな感じで、ボンベイから南下の手段が確保できずに、結局アジャンタとエローラに行き先変えたんだよなあ。
だいたい、中国は人が大杉なんだ。インドもそうだな。どっちも世界的に見て、鉄道が発達してる国ではあるんだけど、人が多すぎてぜんぜん追いついていないんだな。


あー。しかし、これからどうするかな。南寧まで行って、そこから先が無い可能性もあるし。
もともとは、昆明から大理、麗江と回って、そこから成都に出て九塞溝に行くか、重慶に出て三峡に行くかと考えてたんだが。マジメに考えなイカンわ。


それとは別に、当初は今回はラサに行こうかと考えてたんだけども、どうも7月8月は天気がよろしくないということで、後回しにしたのだ。(8月に帰って、パスポートを更新しなおしてからくる予定www)
で、四川に関してはその時についでに四姑娘山で山歩きしようと思ってたんで、そうすっと、今回は重慶な気もするんだけどなあ。まあ、普通に行けば時間は足りるが、足の確保がこれだけ大変だと困るなあ。


あー、マジでどうなるんだろう???
このままドコにも行けずに香港に戻るなんて、有り得ないよなー。