American navy in Victoria Harbour ???

高速船で香港に到着する10分くらい前、本を読んでたんだが、ふと窓から外を見てビックリ。
300mくらい横を並行して走るのは、星条旗をつけた巨大な船。つうか、どう見ても空母じゃん。ヘリとか戦闘機みたいの載せてるし。ここも一応太平洋だから、きっと第七艦隊ってヤツだろ??
でも、香港まであと10分って、完全にビクトリア・ハーバーの中じゃん。イギリス統治時代ならともかく、今は完全に中国領海だよな??こういうことって有り得るのか??米中って、今やどっちかと言うと、仮想敵国同士だと思ってたんだけど。。。よくわからんな。



重慶E座8楼に入って、荷物置いて出撃。
悩みに悩んだ挙句、3週間前にも考えたAPCのジャケットを購入してしまう。

HMVでぶらぶらしてると、Pet Shop Boysのライブアルバム発見。
BBCオーケストラとの共演で、これを見た瞬間に怪しい権威主義というか、いかにもPSBっぽいダマしでワロス。
1曲目が"Left To My Own Devices"だったんで試聴してみると、まさに完全生オケ再現盤。あの、大仰でドラマティックな展開そのままでワロス。
しかも、生オケ部分から打ち込みが入ってくる部分で2人がステージに出てきたらしく、客の拍手音が入るんだが、歓声控えめのクラシック風で、これにもワロス。
極めつけはジャケットのクレジットに"Musical Director : Trevor Horn"とあるのを見て、あまりの胡散臭さにテラワロス。

例の4人組の噂の「新譜」も出てた。ジャケットがいかにもクリスマスプレゼント風。新曲が入ってるんじゃなかったっけ?
これもちょこっと試聴してみたところ、確かに音は良くなってるような気はする。けど、元々あった音源の切り貼りじゃんか。ほとんど、ドレミファドンの世界。さて、この音源はどこのでしょう?みたいな。あまり買う気にはならんな。買ってもオリジナルの方しか聴かないパターンだし、どう考えてもGeorge Martinも含めた年末年始のお小遣い稼ぎ企画じゃん。ただし、一度だけでいいから5.1chで聴いてみたい気は、する。一度で十分だろう。



久々に(というか初香港以来かも)旺角の方まで行ってぶらぶら。
興味本位で信和中心に入ってみると、ほとんど日本のオタクランドとなってた。
既にPS3も売られてて、60GBタイプで6150HKD(=\95000くらい)。日本での買い付けの手間や輸送費を考えると、儲けはほとんどないんじゃないかと思われ。しかも、店頭に残ってる、ってことは売れ残ってるってことだし。



下流社会」 三浦展
社長から送りつけられてきた本。やっと読みました。
さて、俺自身はどこに位置するのか、無職ということもあってイマイチ自覚できないんだけども、仕事していたらとりあえず「中の上」と回答しているとは思われる。
しかし、半分以上当てはまるとかなり「下流的である」らしい、

  1. 年収が年齢の10倍未満だ
  2. その日その日を気楽に生きたいと思う
  3. 自分らしく生きるのがよいと思う
  4. 好きなことだけして生きたい
  5. 面倒くさがり、だらしない、出不精
  6. 1人でいるのが好きだ
  7. 地味で目立たない性格だ
  8. ファッションは自分流である
  9. 食べることが面倒くさいと思うことがある
  10. お菓子やファーストフードをよく食べる
  11. 一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある
  12. 未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上)

のうち、1,8,10以外は思いっきり該当してしまうので、俺はけっこう下流なのかもしれない。
本の内容そのものよりも、こういうデータを集めて、分析して、こういう結論なり仮説を出すんだあ、という事の方に感心。


半落ち」 横山秀夫
著者経歴を見ると、新聞記者。それを知ると、なるほどなあ、とも思うがそれでもこれは大した本。警察官、検察官、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官のリアリティは秀逸。ただ、最も重要な鍵だった筈の、隠し続けた真相にそれだけの意味があったのか、という点は不満。これが一番大事だったと思うんだけど。


「『超』文章法」 野口悠紀雄
これも送られた本。絶対に自分で買おうとは思わない本。
まあ、普通に( ´_ゝ`)フーン って感じ。
それを実践してるかどうかは別の話として、頷ける点は多々。ただ、目から鱗が落ちるような点は皆無。
なお、この感想は、「自分が判っていると思っている事」と、「自分が判っていると思っている事を文章に纏める事」は、全く違うという事を重々承知で書いている。この点、悪しからず。