東アジア選手権

重慶での大会について、まとめて雑感を。
故障休みが多く、国内組のみでさえフルメンバーではなかったが。


北朝鮮
・完全に相手の思惑にハメられた。一見、日本がペースを握っていたようにも見えたが。
・DF4人揃ってて、相手FW1人に決められたあのゴールは許しちゃいけないでしょう。
・アジア杯のサウジ戦みたいに初見の相手ならともかく、相手はJリーガーですぜ。


中国戦
・前半は面白い試合だったと思うんだけど、後半中国が自壊して荒れた試合に。さすがにアレはイカンでしょう。
・山瀬のゴールはお見事。浮いたボールで難しかったと思うが、よくぞ枠に蹴りこんだ。Lampardっぽいゴール。


韓国戦
・韓国戦としては奇妙な試合だった。
・というのも、韓国戦で苦しい試合というのは大抵局面の競り合いで負けることで後手後手に回るんだが。
・今日はわりかしオープンな展開だったように感じた。
・この試合に限らず、この大会では常にカウンターの脅威にさらされた。
・引きこもられてのカウンターというのは実は大した脅威ではないが、ある程度高い位置(具体的には敵陣に入って10mあたりまで)から、ある程度の技術を持った相手に狙ってカウンターを仕掛けられると相当キツいな、と。
・中澤の調子の良さに相当助けられたと思う。中澤のピークは2004年あたりだったと思うが、最近の復調は心強い。
ショートコーナーから中央につないだグラウンダーをノートラップで蹴って決めた山瀬のミドルは、またまたLampard風。Lampardくらい頑丈な身体なら言う事ないんだが、故障が多いんだよな。


どこの国もそれぞれの事情(多分、韓国もメンバーは若かった)を抱えた編成だったと想像するが、1勝2分をギリギリセーフとみるか、ギリギリアウトとみるか、俺は後者だと思うんだが。