考えてみる

gowest_lookeast2009-05-05

昼からカジノに入って、いい流れで勝ちを拾って、最終的には大きく浮いた。というか、マカオで史上最大の勝ち。


大きな勝負を1つ取って、本日のターゲットに届き、グッタリ疲れて集中力も続かなくなってきたし、ということでいつものようにセナドのスタバで休憩。
平日ということもあり、観光客も少なく、スタバも空いてて快適。


そんな休憩中にメモとペンで数学的に考えてみた。(この手の計算は太古の昔から誰もがやっている筈だけど)
出目のパターンは6の3乗で216通り。
出目の総和を10と11の間で分けると、108通りと108通り。但し、全てのバクチにはテラ銭があるように、ゾロ目は事実上、胴元の総取り。
例外は、ゾロ目に賭けたケースと、ゾロ目の出目数(3,6,9,12,15,18)に賭けたケース。


ゾロ目の確率は6/216 = 2.78%
つーことは、大の確率は105/216=48.61%、小の確率も105/216=48.61%。


確率48.61%に対して、還元されるのが2倍というのがミソで、本来ならば、2.057倍でなければならないのに、大小においてはこの0.057倍の部分が=2.78%で事実上のテラ銭。(期待値2.057倍に対して2倍の還元で97.22%の還元率、ということでいいのかしら? 2.78%の裏返しということで)


では、ゲームとしての大小において、この還元率よりも良いパターンはありえるのか? 恐らくないが、考えてみた。


任意のゾロ目に賭ける場合。出目は1/216=0.46%。配当は150倍。(期待値216倍に対して69.4%)
いずれかのゾロ目に賭ける場合。出目は6/216=2.78%。配当は24倍。(期待値36倍に対して66.7%)
4(あるいは17)に賭ける場合。出目は3/216=1.39%。配当は50倍。(期待値72倍に対して69.4%)
5(あるいは16)に賭ける場合。出目は6/216=2.78%。配当は18倍。(期待値36倍に対して50%)
6(あるいは15)に賭ける場合。出目は10/216=4.63%。配当は14倍。(期待値21.6倍に対して64.8%)
7(あるいは14)に賭ける場合。出目は15/216=6.94%。配当は12倍。(期待値14.4倍に対して83.3%)
8(あるいは13)に賭ける場合。出目は21/216=9.72%。配当は8倍。(期待値10.29倍に対して77.7%)
9(あるいは12)に賭ける場合。出目は25/216=11.57%。配当は6倍。(期待値8.64倍に対して69.4%)
10(あるいは11)に賭ける場合。出目は27/216=12.5%。配当は6倍。(期待値8倍に対して75%)


予想通り、数学的な還元率の観点からは大or小の賭け方で戦うのが、最も勝てる可能性が高い。(「負けにくい」とでもいうべきか)
ゾロ目(66.7%か69.4%)に賭けるのはそもそも間違い。
特定の出目で、とりわけ5(あるいは16 = 50%)に賭けるのは愚の骨頂。
特定の出目に賭けるのならば、7(あるいは14 = 83.3%)か、8(あるいは13 = 77.7%)に賭けるのが最も正しい。


と、ここまで調べて思い当たるのが、常連の地元の年寄り連中が13、14に少額を置くケースが散見されたのは、実は数学的にはある程度根拠のあるものだったと言える。(大/小の賭けを除外するとすれば、だが)
但し、やはり総じて言えるのは、特定の出目に賭けるのはハウスにとってはいいカモ。


ということで、例えば1日100戦を1年365日通してやれば、恐らく最終的には統計上の数字通りの結果しか出ない。
ところが我々が1戦1戦やっていく上では、これらの数字はあまり意味がない。
50%に還元率だが次に5が出る、というのは理屈ではないのだ。
なるほど、サイコロ賭博において、賭ける根拠は信仰である。次は丁が出る、次は半が出る、という信仰である。この点において恐らく森巣博は正しい。
しかしやはりこのゲームにおいて勝つことを目的に戦うのであれば、大小で賭けるべきであると俺は強く信じる。これも信仰。



さて、戻ってからしばらくケン。
何となく行けそうだったので、一手に今日の儲けの半分を突っ込んだら、吹っ飛んだw
あああああ、と思いつつ、同時に「まあ、そんなに上手くはいかんわね」と自分に言い聞かせながら、これで引き上げと思って換金。


の後、もう1周して、再度ケンwww
そのうち、「これ、行けなくね?」と思い、HKDで再度勝負を始めてしまった。
最大でドスーンとそれまでの儲け全部を吹っ飛ばしたが、ここからガッツリ取り返し。これで勝って帰る、と決めた大勝負に勝って、休憩前を越えるところまで引っ張った。
いい加減、疲れたので退散。もう一度換金カウンターに行って、がっちりHKDをゲットしてから、帰る。
回遊魚のお姐さん達、可愛かったな。迫られてもナニもしなかったけど。

最後の夜なので、多少はまともな物も食いたかったが、時間切れ。晩メシは米線ですぜ。米線。