記憶は美化されるのか?

北京首都空港で晴れて自由の身になったのが21:40くらいだったと思う。
バスで北京站まで出て、崇文門のホテルまで歩こう思い、チケットを買おうとしたら、カウンターの小姐曰く、「站行きのバスはない」とのこと。
理由は不明。まあ中国だし、ってことで気を取り直して、東直門行のバスに乗って、そこから地鉄に乗ればいいや、ってことで。


東直門で地鉄に乗り換えて、崇文門に着いたのが23:00くらいだったと思う。
地上に出ると、闇の中に公安が群れていて、交通封鎖中。おかげで普段なら地上に出て30秒でホテルに着く筈が、交差点をぐるりと回って3分以上かかった。
チェックインしてから判明したが、建国60周年イベント関係の演習で、今日の14:00から明日未明にかけて、天安門を中心に東は建国門、西は復興門のあたりくまで封鎖。
って、これは尋常ならざる範囲の広さ。俺はそれでも駅のそばの、しかもそこそこデカいホテルだったから良い様なものの、ちょっと離れたワケワカランホテルだったらどうなったのか、考えるだけで恐ろしい。王府井にしても、完全に陸の孤島になっていたと思うんだが。。。


そんな中、地鉄の最終で北新橋へ。さすがに北新橋あたりはなんともなかった。
北新橋では、去年最後に食った店に入って、面にトライ。
普通に旨かったけれど、あの時ほどカンドー的に旨いとは思わなかった。


さて、食った後、地鉄も終わってるし、あの封鎖状態のホテルまで戻れるんだろうか?と思いつつ、最初のタクシーは乗車拒否された。
やっぱ行き先が悪いのかと思いつつ、站まで行って歩けばいいか、ということで「火車站」と言ってみると、今度は乗れた。おまけに裏の崇文門東街から回って行ったので(というか、それしかルートがなかったのかも)、思いのほか、ホテルのそばまで行けた。ラッキー。爆睡。