これぞ世界遺産

慕田峪長城行きは7:00始発で1時間に1本ということだったので、ちょっと早起きして8:00のバスに乗るつもりで東直門へ。
ところが、待てど暮らせど、バスは来ない。8:30過ぎにやってきて、結局8:40くらいに出発した。
路線バスなので安い。2時間半も乗りっぱなしなのに16元。


11:00過ぎに慕田峪に到着。
地形がイマイチよくわからんままに、とりあえず往路だけはロープウェイを使って城壁まで行ってみて、これまたとりあえず高いところにある櫓をめざして城壁の上を歩く歩く。BGMはもちろん、くるりの"Go back to China"で。


当初、一番遠くの櫓は、遥か彼方にも見えたので1時間じゃ着かねえ、と思ったが、かなりのハイペースでガンガン人を追い抜いて行って、1時間もかからなかった。15年前だかに初めて八達嶺に行った時も思ったのだけど、こんなトンでもないものを作ろうと考えて、実際に作ってしまう中国人はある意味、バカとしか言いようが無い。
俺なりに色んなものを見てきた積りはあるけれど、人工の建造物としては、世界で最も凄いものだ。(これに次ぐのは、マチュピチュかしら。ピラミッドはそんなに凄いとは思わなかった)


一旦スタート地点まで下りて、反対側の櫓の端っこまで歩く。全部で3時間くらい。
不覚にも食料を何も持ってきておらず、かといって、ゲート付近の食べ物屋はめちゃくちゃに高いに決まってるので、あー、昼飯ヌキで市内まで戻ってから晩メシかあ、とも思ったが、なんとSubwayがあったので、これはほぼ定価だろうということでサンドウィッチを買った。めちゃくちゃ旨かった。


同じルートのバスで、夕方に市内に戻り、鼎へ。小籠包、うまかったよー。