ナビスコ杯ファイナル 東京vs川崎

5:30くらいに羽田に着いた。機内からbridgeに出た瞬間から、寒い。
国際線ターミナルから国内線への移動バスの運転手ブース横に「筆談具用意してあります」という表示があった。だけど、あれでは中国人には理解してもらえないんじゃないだろうか。

朝日の中をモノレールに乗っていると、左手の方に富士山らしき山が見えたんだけど、あれは別の山なんだろうか。あんなに近くに富士山が見えるとは思えないんだけど、でも形はどう見ても富士山なのだ。


部屋に着いて、洗濯機を回してから、横になるとそのまま寝てしまいそうだったので、外出。
有楽町のスタバで時間を潰してから国立へ。
外苑前から歩いて向かう途中、ラグビー場でも神宮球場でも六大学をやっていた。絶好のスポーツ日和だし。
道すがら、法政のスポーツ新聞部が、新聞を配っていて、ちょっと、懐かしかった。貰わなかったけれど、可愛い子が多かったような。


ナビスコの決勝を見るのは、2年前のG大阪vs川崎以来なのだけれども、2年前はセンターラインを挟んで、サポの数はほぼ拮抗だったような記憶があるが、今日はやや東京の方が多かったかも。
試合前のスクリーンにそれぞれの煽り映像が流れたが、流石に東京に一日の長がありますな。恐らく植田氏を中心としたグループが関わっていたに違いない。だって、冒頭から
「2014年オリンピック、リオデジャネイロに決定」で始まって
「泣くなよ東京」
「笑えよ東京」
「俺たちがいるじゃないか!」
「川崎の皆さん、俺たちの国立にようこそ!」
だよ。上手いよな。



試合は終始、川崎がポゼッションを取っていた。
憲剛からのピンポイントパスに、ジュニーニョ、テセが反応してチャンスを作るが、しかしこれがイーシャンテン止まりで、決定的なチャンスにはなかなか至らない。
唯一決定的だったのが、後ろから飛び出した谷口がチャンスを作って、ゴール前で前を向いたジュニーニョがシュートが吹かしてしまったところ。あれを決めていれば。。。
その直後に、米本にフリーで撃たせたミドルに、川島は反応しきれなかったのか、パンチングミスにも見えたが、手に当てながらも弾かれてゴールを許してしまって、ここから若干リズムが狂いだした。
それでも時間はあったし、ペースは握っていたので1点なら取れそうな雰囲気はあった。実際、憲剛からセンターのテセに当てて、そこからブラジル人2人がチャンスを作るというパターンは、何度もあったのだけど、最後のところをなかなか崩しきれない。
そうこうするうちに残り時間が短くなってきたところで、カウンターから平山の見事なダイビングヘッドを決められて0-2。うーん、これはキビシイ。

残り時間も攻めに攻めたが、バーに嫌われたシュートもあったりして、結局ノーゴール。0-2。
東京も決して引きこもった訳でもなく、ニュートラルな目で見てる分にはナイスゲームだったと思うのだけど。


国内タイトル三冠の可能性もあった川崎だが、実際には初タイトルの壁をなかなか破れない。
今日勝っていれば、それこそ一気に三冠(少なくともリーグとの二冠)を取ったかもしれないけど、その期待も今日の敗戦で暗雲漂う。