日本代表 vs 中国代表 @ 味の素スタジアム

何年ぶりだか思い出せないくらい久々の味スタ。


元々、2月の試合は難しいというのは判っているんだけれども、それを割り引いてもお寒い内容であった。


中国は中盤フラットの4-4-2。日本は4-2-3-1。
1トップは玉田と岡崎が流動的にチェンジしながら、憲剛と絡む。(大久保は一体何をやっていたんだろう??)
ボランチは遠藤&稲本。稲本は地味に持ち味が出ていたように思った。


ボールがさほどよく回っていたようには見えなかった。原因は足元足元の連続で、スペースを使った連動性が皆無だった点。
そこに中国が早く寄せてくるので、いい体勢で前を向けない。
スペースを使ったと言えるのは何度か見られたサイドチェンジのみ。そのサイドチェンジも受けた後で抜けないうちに寄せられ、ワンタッチ、ツータッチでこねてるうちに中を固められ、工夫のないクロスは簡単に跳ね返される。
絶対的なエースFWのいない状況では、これはツラい。無理な体勢からシュートをねじ込めるFWが、今の日本にはいないのだ。
とりあえず、中盤と特にSBはゴールが見えたら枠に撃つ、って意識をもっと高めた方がよいかと。GKが弾いてこぼれダマを拾えることだってあるんだし。


しかし、いくら飛車角落ちとはいえ、ベスト4を目標に掲げるチームが、アジア最終予選にも出られないようなチームを相手に、ホームであの内容は、そうとうマズいんじゃないでしょうか。ああ。


味スタという場所のせいもあってか、ウルトラスからはハーフタイムとタイムアップ後にブーイング。