John Frusciante、Derek Trucksらと共に、現代のギター・ゴッドの1人と言われているJohn Mayer。
行ってまいりました。来日公演。
俺がこれまでに生でみたギタリストで、
「これは、凄い」
と思ったのはFrucianteとやっぱりPrinceで、それぞれ東京ドームと国際フォーラムの前から10列目くらいのビンビンに伝わってくるような距離で見た時なのだけども、今日はどれくらい凄い演奏を見せてくれるのやら、めちゃくちゃ期待したのだが。
結論から書くと、ちょっと期待はずれ。
昨日は、前から5列目だったんだが上手の方で、Johnは終始下手を向いてplayしていたので、非常に見づらかった。今日も若干上手だったもののバルコニー正面ということで、今日はよく見えた。
昨日のBest Trackは、"Crossroads"。
今日は"Who Did You Think I Was"で、これは凄かった。Ds、B抜きのテレキャス1本での独演。
ただ、なんつーか、毒がないというか、危うさがないというか、キレイすぎるんだよな。「凄い」というよりも「上手い」。けど、芸術家なんて、毒があってなんぼだろ? Frucianteには間違いなく、ある種の狂気があるし、Princeなんて、キチガイそのものだもんな。
曲が書けて、歌えて、物凄く器用な人なんだろうけど、もうちょっと「ギターバカ一代」な所があったほうがいいような気がする。あ、曲はね、人畜無害な曲は辞めたほうがいいと思う。"Your Body Is The Wonderland"みたいなのは。
一時期日本に留学していたことがあるそうで、カタコトの日本語を交えたMCも、けっこうしつこい。
1.Waiting On The World To Change
2.Crossroads
3.Vultures
4.All We Ever Do Is Say Goodbye
5.Perfectly Lonely
6.Assassin
7.Who Did You Think I Was
8.Free Fallin'
9.Heartbreak Warfare
10.Belief
11.Half Of My Heart
12.Why Georgia
Encore:
13.Who Says
14.Gravity