The Silence of the Lambs

筋書きを全部知っていても、もう1度観たくなる映画というものは確実に存在するが、その1本。
クライマックスの場面も全部判っているが、やはり手に汗を握ってみてしまう、そんな映画。(そして、偉大な原作に負けていない数少ない映画だ)
六本木ヒルズで午前中1回だけの再映だが、この時間にも関わらず、満席。まあ、この映画なら需要があるのは当然。


原作も脚本も監督も役者も全部凄いが、やっぱり一番凄いのは俺の好きなJodie Foster、ではなくしてAnthony Hopkinsによるレクター博士でしょう。
精神障害者知的障害者とか精神異常者というのは、役者にとっては極めて演じ易いキャラクターだと思う。だって、誰もがイメージするそれに自分を当てはめていけばいいだけだからね。ただ、このレクター博士は凄いよ。まさに、「怪物」。


アフリカに持っていく本、再読に耐える本というのが一番の条件になるんだけど、「レッド・ドラゴン」を入れようかな。
恐らく文庫本5冊というのが限界。「レッド・ドラゴン」の上下で、2冊。