昨日の夜の試合は、Spainが1-0でPortugalに勝利。好調Villaがゴールをねじ込んだ(左で蹴ったシュートを弾き返されながらも、崩れた体勢にも関わらず右で蹴ってまさに「ねじ込んだ」ゴール)ものの、2年前にEuroを制したSpainとは違う。ピークは2年前だったんだろうか。
まあ、生で見逃して後悔するような試合じゃあなかったね。(キッパリ)
ともあれ8強の組み合わせが決定。
7/2 16:00 Netherlands vs Brazil @ Port Eliabeth
7/2 20:30 Uruguay vs Ghana @ Soccer City
7/3 16:00 Germany vs Argentina @ Cape Town
7/3 20:30 Spain vs Paraguay(ああ。。。) @ Ellis Park
2ヶ国ずつ居たアジアと北中米はゼンメツ。
好調南米が4ヶ国、欧州が3ヶ国、アフリカ1ヶ国。優勝経験国は、Brazil、Argentina、Uruguay、Germanyの4ヶ国が生き残り。
恐ろしいことに、俺らは4試合全てのチケットを持っているが、物理的に観戦できるのは2試合のみ。
日本が負けてしまった今、なんの気兼ねも無く選ぶのは、Netherlands vs Brazil @ Port Elizabethと、Germany vs Argentina @ Cape Townの2試合。ああ、ゼータクだわ。散財だわ。
これでこの先の旅程もほぼ確定。
この後は、Port Elizabethに移動、Netherlands vs Brazilを見た後の夜行バスで、Cape Townに移動。
Cape TownにはSemi Finalまで滞在して、その翌日Durbanに移動してもう片方のSemi Finalを見て3泊してからJoBurgに戻る。
Mは先に朝早く出て行った。俺は休養日。ヒジョーに嬉しい。
まったりとシャワーを浴びて、シングルに移って延泊支払ってから、外に出る。
すぐ真ん前ということもあり、なんとなく、スタジアムの方に足が向いた。昨日は曇っていたけど、今日は良い天気だ。
昨日の試合がPretoriaでの最後の試合だったので、バラしが始まっていた。ああ、昨日の今頃は心臓バクバクだったよなあ、と思うのと同時に終わりが近づいているということも実感。今日と明日はそもそも試合がないし。
今日も"Don't worry, Samurai"とか、"Japan was very good. Nice team"と何度も言われた。同情半分あったとしても、ありがたいことだ。
さて、Soccer CityとEllis Parkでの試合のチケットは、どう考えてもPretoriaに残る俺の方が始末しやすいやろ、ということでMの分も託されて計4枚所持。
とりあえずPretoriaのチケットセンターに行ってみるか、ってことで歩いてると道に迷ってしまった。これだけ旅ばかりしていながらナンだが、俺はあまり方向感覚がよろしくないのだ。
地図を片手にstreetの標識板を見ながら「うーむ」と道端で立ち止まっていると、1台の車が停まった。若い夫婦と赤ん坊が乗っていたんだけど、奥さんが声をかけてくれて、「Brooklyn Mallまで行きたいですけど」と言うと、連れて行ってあげるから乗りなさい、と言われた。なんて親切なんだ。
そんなに離れてはいなかったけれど、途中であっちは危ないから行っちゃいけないとか、教えてもらった。台湾に4年住んだことがあるんだって。
ちなみに2002年に、俺はイングランドサポに優しくしてあげたことがある。俺も仕事のあいまを縫っていろいろ試合を見たけれど、マジメに働いていたある日、残業の後に東横の終電で桜木町まで着いて、そこからはタクで帰ろうとしていると、タク乗り場に明らかにイングランド人とわかる巨体のオッサンがウロウロ。
"May I help you ?"と言うと、なんでもニューオータニというホテルに泊まっているけど通じないんだ、と言ってる。はて、横浜にニューオータニは無いと思うんだけど、と思いつつ、よくよく聞いてみるとニューオータニインとかいう要するにバッタもんのビジネスホテルか何かなんだろう。ということでタクの運ちゃんに聞いてみると、日の出町だか黄金町の辺りだと言うので、ほとんど通り道みたいなもんだし、どうせ交通費で処理だし、ってことで一緒に乗せていくことにした。きっと近すぎるのと、ワケワカンナイ外国人だということで、あまりマジメに相手にされてなかったんだな。あれは。
何はともあれ一日一善、人類皆兄弟。
で、Mallのチケットセンターに行くと、やはり発券済みチケットはresellできないと。まあそうだろうな、と思ってはいたけれど。
しかし、窓口で購入したい人を紹介してくれて、Spain vs Paraguayの方はまず売却。その後、カンペしながらMallを練り歩いて、それなりに反応がありながらも、カテ1で原価が高いということが幸いしてなかなか商談締結に到らず。しばらく時間を置くか、ということでカフェに入ってラテ飲みながら外に面したソファに陣取ってカンペを外向きに置いてたら、数人からコンタクトあり。なかなか商談に到らずも、戻ってきた黒人とどうにか折り合って、4枚全て処理完了。どれも原価割れだけど、仕方ないよな。捨てるよりも遥かにマシだ。
ここのMallで、これまで探していたKaiser CheifsのTシャツを見つけたので、購入。Tシャツがやたらと増えていくのは仕方が無い。
暗くなる前にミニバスでLoftusまで戻って、歩いて部屋に戻る。ミニバスにも、もう躊躇なく乗れるようになった。白人はほとんど乗ってないけれど。
夜、Hatfieldまで歩いて晩飯。昨日みつからなかったステーキ屋を発見。ちょっとショック。ちゃんとしたステーキ食ってたら勝ってたかもしれなのに、とかつまんない事を考えてしまう。
試合がないので、ヒマだ。つまんない。
