ある意味、衝撃的な試合。
ポゼッションは取られてた(当たり前か)が、完全に日本の試合だった。確かに危ないシーンはあったが、日本の決定機だって同じくらいはあった。森本の追いつかなかったダイビングヘッドとか、前田のスーパーカウンターとか。
とにかく驚いたのが、守備と攻撃が連動し始めたということですよ。
南アフリカでは、とにかく守備がっちり。そこから前に出して、あとは本田と松井ヨロシク、ってサッカーだったのが、明らかに全員守備から全員攻撃へのシフトチェンジが意識されたサッカーになっている。
アルゼンチンは、Militoのトップで両脇にMessi & Tevez。
その下にD'Alessandroを置いたが、これが機能しなかった。Messiは孤軍奮闘という感じ。
Militoはほとんど何もできなかったし、Tevezも本調子には程遠い感じ。
それでもセンターバックが栗原&今野で、始まる前にはどうなることかと思ったが、サイドをやられなかったのが大きかったのかも。
私的MVPは何と言っても岡崎。前で動いて、相手ボールでは内田の横までディフェンスに戻って、攻守に大車輪。ゴールも上げて満点だ。
ゴールもナイスゴールだった。長谷部の弾丸ミドルから前にこぼれた球に反応したのは青いシャツ2人だけ。
それにしても、つくづくGK受難の時代だ。
現代のGKは、ミドルに対してキャッチなのかパンチなのか瞬時に正しい判断を下さなければならない。たいていパンチングを選ぶんだけど、これで正しい方向に弾き出せないと、大きな代償を払うことになる。今日のように。
前半1-0で折り返して、これ、もしかしたらイケるかも、と口に出しては言わなかったけれど、残り20分あたりから、こりゃ余程のスーパープレーが出ないとゴールは取られないな、という妙な確信が出てきた。
いくら親善試合でホームゲームとはいえ、フルメンバーのアルゼンチンに勝ってしまったというのは相当な快挙。(それでもカメルーン戦の勝利には敵わないけれど)
これ、ソウルでの韓国戦も相当いい勝負するんじゃないか、というか同じサッカーが出来れば普通に勝ちそう。
P.S.
ちなみに今日も定時退社。仕事？ しーらねっと。
