決勝のチケットは、持っている。

アジア杯のメンバーを見ると、わずか半年でガラっと変わった印象。
実際には10人が南ア組ではあるけれど、岩政と内田は出場無しだったので、実質8人。
要所は南ア組で押さえてはいるんだろうが、やはりセンターバックの不在は大きい。中澤&闘莉王コンビが4年後までやれるとは考えにくいので、いい機会であることは間違いないが、どちらか1人は残したかった。
驚きの選出は、吉田麻也くらいか。これだけはよくワカラン。


元々、日程的にめちゃくちゃ厳しいというのは判ってたし、南ア組は強制休養させた方がいいんじゃないかとさえ思っていたんだけど、遠藤とかマジで大丈夫なのかよ。天皇杯もまだ残ってるし、今年の始動が早かったことを考えると、1年以上まともな休みはないと思うんだけど。これで故障でもしたら目も当てられない。
ただ、このメンツで遠藤が抜けると、うーん。柏木がファーストチョイスで、本田拓也との争いということなんだろうか。ちょっと荷が重そうな気もするけど。


しかし、このメンツで優勝でもしちゃった日には、そりゃタイヘンだ。
たぶん、平均キャップ20以下じゃなかろうか。北京組が抜擢されてはいるけれど、劇的に若いという感じもしない。それでも、一皮剥けて大化けしそうな予感は、あるな。
目標は、優勝に決まってる。正直、厳しいとは思うが、優勝に決まっている。




「音もなく少女は」ボストン・テラン ★★
ノルウェイの森村上春樹 ★★
「禿鷹の夜」逢坂剛
「新徴組」佐藤賢一 ★★1/2
天地明察冲方丁 ★★1/2
インシテミル米澤穂信 1/2
「砂漠の悪魔」近藤史恵
「父の詫び状」向田邦子 ★★
「『文藝春秋』とアジア太平洋戦争」鈴木貞美
「悪魔はすぐそこに」デヴィッド・マクドナルド・ディヴァイン ★1/2
「球体の蛇」道尾秀介 ★1/2
回転木馬のデッド・ヒート村上春樹


今年読んだ中で、あああれは面白かったなあ、とすぐに思いつくのはデイヴィッド・ベニオフの「卵をめぐる祖父の戦争」
凸凹コンビによる冒険譚という典型的な、あるいは使い古されたお題目ではあるけれど、それでもこんなに面白い。あるいは、だからこそ面白い。