世界とアジアのはざまで

アジアカップ第2戦。
出社前に見終えるために5:30に起きて、ビデオ再生。(試合は3:00くらいに終わった筈)


いつものアジア。
Jordan戦もそうだったが、引き気味ながらもカウンター。しかもその時は一気に前の枚数を増やすという厄介な相手。
レベルの差はあるけれども、「俺ら」がワールドカップでやるような試合を、アジアカップでは「奴ら」が仕掛けてくる。
永遠のテーマ。


そんな中での先制ゴールは、本田のドリブルからみんなで頑張って最後に長谷川が蹴りこんだ。ナイスゴール。35分前後という時間帯も良かった。


ところが、後半なんだか眠くなってきた、こりゃ1-0で終わるな、ってところに事件ボッパツ。
長谷川のバックパスも良くなかったし、声をかけなかった守備陣の連携も良くなかった。根本的にはああいうシチュエーションを作ってしまったのがミスではあるけれど。


中途半端なバックパスをかっさらわれそうになり、これを慌てて川島が弾き出したボールがどフリーの相手の前にこぼれる。今野が寄せるも間に合わず、先にラストパス。この時点でオフサイド。(というのが日本側の見方)
線審も旗を上げた。(これは事実)
しかし、これはラストパスではなくて寄せた今野のクリア、あるいはバックパス。(というのが主審とSyria側の見方)
これを受けたボックス内にいたSyriaの選手(最初にかっさらおうとしたFW。コイツがオフサイドポジション、というのが日本側の見方)がシュートに行くところを、川島が倒して一発レッド。


おお、何がなにやら。


日本側の猛抗議も実らず(当たり前だ)、PK。
西川に代わるもPK成功。
同点。
イッパツで眠気がふっとび、ここから残り15分。10人 vs 11人。


さらに事件と言えると思うんだけど、岡崎単独でのボックス内の競り合いでPKゲット。まあ、普通はくれないよな、あれは。というプレー。
どう考えても、さっきの帳尻合わせ。
これを蹴るのは遠藤、ではなくて本田。PK取った時点からボールを放さなかったらしい。これはある意味、本田の良い所。真ん中に蹴ってちょっと危なかったが、勝ち越し。
(PK云々は置いとくとしても今日は遠藤に元気がなかったような気がした)


審判だってミスを犯すのは仕方がないけれども、それでも双方にとって後味が悪い試合になった。こっちは勝ったからいいものの、Syriaにとってはフザけんなクソ審判、ってな試合。


しかし、なかなか調子が上がらない。このままだと優勝は相当キビしい。コンディション的にめちゃめちゃ難しい、ってのは判ってるんだけどね。
ほとんどぶっつけみたいなチームだし、ここで5試合、6試合やることに一番大きな意味がある、ってことも判ってはいるんだけどね。
でも、アジアカップなんだよね。これ。


ちなみに次回2015年は豪州開催。1月が有力らしい。またもや最悪のタイミング。
せめて7月か、でなければオリンピックと重なるのを承知の上で、やっぱりワールドカップと2年おきというのがベストだと思うんだけど。