Field Of Dreams

一言で言うと、



野球じゃなきゃダメなんだ!!!



という映画。


これは流石にリアルタイムで観た。調べてみると日本公開は90年。俺、ハタチ。
当時はラストに感激(感動とは違う)した記憶がある。そして、当時はあまり気づかなかったと思うんだけど大人のファンタジー映画なのね。これって。
ということで、20年の時を経て41歳になって観ると、後半からダラダラ泣きながら見るハメになった。
当然ラストは覚えていたので、やばいなあ、これ、あのラストは爆泣きするかも、と思いつつ観たが、ラストでも普通に(?)ダラダラ泣いただけだった。
まあ、そりゃハタチの俺と、41の俺とでは、Kevin Costner演じる主人公が迎えた「中年の危機」への切実感、共感は全く違うからな。


映画としてはそんなにムチャクチャにいい映画じゃないような気もするんだけどね。
きっと、ヨーロッパ人には半分くらいしか理解できない。多くのアジア人とアフリカ人にも。
そして、多くの女の子にも理解できないと思う。
なぜなら、これは野球の映画だから。
勿論、この映画で触れられているテーマはそれだけじゃないのは百も承知。
だけど、子供の頃に父親とキャッチボールをしたことがある男にこそ、父親と一緒に野球場に行ったことのある男にこそ、最も共感できる映画だから。


ああ、この夏は、アメリカで、野球を見よう。