The birds

朝10:00の六本木はとにかく眠い。
ということで、「鳥」。


CGの無い時代に、こういう映画を撮るのは大変だったんだろうなあ、というのが第一感想。おとなしい鳥を選んだり、あるいは模型を使ったりしてはいるんだろうけど、それでもね。
あとは、唐突なエンディング。あら、こんな終わり方だったっけ?というくらい突然終わる。エンドロールもナシ。何か意図があったんでしょうか。少なくとも現代のパニック映画では、あの終わり方は有り得ない。



さて、夜の決勝。今日は素直に自宅でTV。
戦前の展開予想では、どうせBarcaは70%くらいボールを取るので、Santosはしっかり守って少ないチャンスをモノにするのが唯一の勝利パターン。それでも恐らくBarcaが3-0か、悪くても2-0で勝つと思っていたが、外れたのもあれば当たったのもあった。


Barcaの70%は予想通り。
しかし、予想に反してSantosのディフェンスがルーズだった。ほとんど追ってこない、当たってこない。追うことがあっても中途半端な追い方(追いどころ、追い方が徹底されてなかった)なので、すぐにかわされて前に通され、かわされた分、数的不利を招くという悪循環。
あれではまずBarcaには勝てない。


1つには、世界で唯一のプレイスタイルを持つBarcaを相手にした場合、過去の対戦蓄積がないと、選手もプレイの仕方が判らないというのは間違いなくある。自分たちがかけるべきプレスの強度、プレスのポイント、Barcaからのプレスの強度、Barcaのパススピード、ポジショニング。
恐らく、Santosの11人はさんざんビデオでBarcaの試合を観ていた筈だが、それでもフィールドに立つと何が何やら判らないうちに前半45分を終えたんだと思う。(ハーフタイムのロッカールームでの会話を是非聞いてみたい気がする)


始まって10分で、ああこれは普通に勝つわ。Barcaが普通にBarcaのサッカーやってるし、と思った。
30,000円(これだけ出せばクラシコ観れるぜ。。)というチケットが適正かどうかはともかく、今日行ったお客さんは、間違いなく満足して帰った筈。


Messiの先制で勝利を確信。
Xaviの2点目までのパス回しの美しさにはため息が出た。
春のWembleyでもつくづく思ったが、我々は間違いなくフットボールの歴史に残る偉大な、そして後世まで語り継がれる奇跡のチームを目撃しているのだ。


P.S.
さんま、頼むから死んでくれ。
そうでなければ、サッカー関係の番組にだけは一生出ないでくれ。