なんなんだよ!いったい!!

gowest_lookeast2012-07-10

たぶん、初日から厄日だったということだと思う。


午前中図書館に行ってガイドブック返却。先週の雨で思いっきり濡らしてしまって弁償ということに。
そりゃ俺の過失だから仕方ないんだけど、自分で買って持ってきてくれとのこと。
そりゃそういうルールならこれまた仕方ないけど、amazonでオーダーして送り先を図書館にしてもダメだと。
だとすると2ヶ月家を空けるんで、2ヵ月後じゃないとどうしようもないんですけど。。。。ということで、帰国後に弁償するということで。
まあ、これはしゃあない。



戸締りガッチリやって午後イチに家を出る。
普通に空港まで行って、普通にチェックインして、普通に搭乗。
なんだかギリギリまでゲートでシートのアサインやってたので、混んでるかと思いきや、3-3-3で俺の横2つは空席だった。後ろの方も真ん中の列はちょこちょこ空いてたし。よーわからん。
ちなみに、3月頃だったかにチケット買った時点で先頭を確保しといたので、足元はめちゃラク。2列目以降と全然違うよね。
ほとんど眠れずに映画3本。


"The Devil Wears Prada"
前から思ってたけど、Ann Hathawayって可愛いよなー。あのアンバランスというか大きすぎる瞳のせいでバリバリの美人って感じはあんまりしないけど。
世界中が待っている今年最大の目玉"The Dark Knight"でCat Womanやるらしいが、イメージ湧かんわー。いったいどんなんなんや。


"The Best Exotic Marigold Hotel"
春にLondonのいたるところでポスターを見かけたけど、これは、凄くいい映画。
あの、"Slumdog Millionaire"で主演だったのインド系の男の子が出てる。
こないだの"Salmon Fishing"といい、なんだか英国映画ついてるな。


"The Matrix"
Morpheusを救出して脱出したヘリが墜落したあたり、たぶんラスト10分くらいの所で着陸で切れてしまったああああ!
確か、最後はAgent Smithをボコボコにしたんだよな?



さて、IAHに到着していったんUS入国。
は、いいんだが、成田では荷物ピックアップ無しで、入国だけしてゲートに行くはずだったのに、映画ベストキッドの昔版(最近のJackie版じゃなくて)の師匠に似た東洋系のイミグレのおっさんからスタンプ貰ったときに、「普段は荷物ピックアップ要らんけど、今日はしてくれ」と言われた。
なんだかよくわからんがまあいいやと思ってターンテーブルに行くも、荷物無し。その時点でぐるぐる回ってるだけで荷物が出てくるところのコンベアは動いておらず、ちょっと待ったが動くケハイなし。


ハア?


なんだか嫌な予感がしながら、係員のところにいって「かくかくしかじかでー」というと、「MEX行は荷物でてこないよ」とのこと。


まったくなんだよ、これは。
まさかこれでMEX着いてロストしてたらぶっ飛ぶぞ。明日の朝の便でさらにMexico出国するんやからな。
ということで、カスタムフォームだけ持って税関チェックへ。
ここで普通に抜けるかと思いきや、ここでオメデトウ。そっちの別室にいけ、と。


ハア??
なんなんだよ、いったい。


ということで別室にいって、あの成田の税関みたいになってる長い台のレーンの係員に書類一式渡すと、「荷物持ってくるからちょっと待ってろ」と。
ハア???
スルーでも、ピックアップでもなくて、裏からここまで持って来られるってこと????
普通にスルーで抜けたらとっくにゲートなんですけど。ちょっとムッとしながら10分くらいは待ったか。


荷物が出てきて、「自分で詰めた?」みたいなありがちな質問から始まって、係員が中身をチェック。
「何日いるの?」
「ここは2日で明日mexicoに行く」
「どれくらいの旅行?」
「2ヶ月」
「2ヶ月?!」
「俺無職なんで」
「費用は?」
「現金とクレジットカード」
「仕事はしてたのか?」
「してた。コンピュータソフトウェア屋」
みたいな、欧州でも何度もやったチョーありがちな会話が繰り広げられるんだが、この後で質問で
「仕事はquitなのか、stop workingなのか?」
と言われて巨大な"?"が頭の中に。


"quit"と"stop working" 意味は同じやんけ。違うんか?いや、同じだよな?
一瞬絶句して、"quit"と"stop working"ってどう違うんだ?と尋ねると、前者は自分で辞めて、後者はクビだと。
ホンマかよ〜、ウソくせえな。でもコイツ、アメリカ人だもんな〜。
「ああ、じゃあquit」
と言うと、「ふーん」みたいな。


で、彼の手元の紙をチラッと見ると、"random clearance"みたいな表があって、ここで


「そういうことだったのかああ!!」


何かというと、最初のイミグレでのベストキッド師匠が俺の審査の時、なにやら表に俺の名前を書き込んでたのね。でそこに14:30とかって時間も書いてたのね。
とはいってもどう見ても全員を書いてるフンイキでもなく、その時はあまり気にしてなかったけど、あの時点で、14:30前後のrandom check対象になってたんだ!(荷物の輸送を考えると実際にはさらにその前に決まってた可能性も高いけど)
前のWashington出張の時もそうだったけど、あの最初のイミグレの時点でcustom formにチェックが入って、それを見たcustomが別室に送ったと。
で、別室の係員が、ベストキッド師匠の表に対応するものを持ってて、検査したと。
当然ながら怪しいものもなく、無罪放免にはなったが、ムダにイライラさせられて、一体何なんだ。もう。


で、荷物を再度チェックインコンベアーに運んでから、出発ゲートへ。やれやれや。。。
コンコースにスタバは2軒。しかし残念なことにタンブラーは無し。マグはあったけど、あのクソ重い壊れ物をこれから2ヶ月担ぐ気にはならん。あー、しかし空港に無いとは思わんかったなー。ちょっとショック。帰りはここ通らんし。
T様のおかげでここからMEXまではC。まあ旧い機材の旧いシートだから、広いだけやけどな。まあメシは多少はマトモなものが出たかな。IAD発19:00過ぎで、MEX着が21:00くらいのフライトだったが、あのしっかりした機内食があったし晩飯はどう考えても食いませんよね、って感じ。


21:00前だとまだ多少明るいくらい。Mexico Cityの市街地上空を飛んで着陸したけど、凄いデカい街。
で、ここでまたイミグレはアッサリ通過したけど、またもやcustomで荷物開けろ、と。
いったい何やねん。いったいよお。
当然ながら何も問題ナシ。


一般エリアに入って、まずは両替。両替屋が何軒も並んでたが、不思議なくらいレートバラバラ。
5分くらい見て回って100USD→1,322MXNに。1ペソ=6円くらいか。
で、まだそんなに遅い時間でもないし、メトロで市内へ。チケットは3ペソ/枚。安い。
コンコースにスタバがあったが、外からチラッとメニューを見ると、ラテが30ペソくらいだったような。安いね。


で、Mexico Cityのメトロ。これが判りにくい。表示は少ないし、アナウンスもほとんどない。アナウンスは車両設備によっても違うのかもしれんが。
乗り換え駅のやったらめったら歩くし、もおおおおおおおお。


22:00くらいにRevolution駅のそばのホテルにチェックイン。
ふう。長い1日やったわ。ぶっちゃけ今日は40時間近い1日やったし。


ああ、そういえば機内でも1回表だけは見れたし、MEX着いてからもTVでやってた。メジャーのオールスター。さすがに野球もやる国や。



P.S.
そういえばNRT→IAHの機内映画。言語を選ぶ時に、"Latin Spanish"と表示される映画と、"Castilian Spanish"と表示される映画があったんだが、あれはそういうことなんだろうか。