Japan vs Brazil @ Stadion Wloclaw, Wroclaw

gowest_lookeast2012-10-16

先週といい、なんで試合の日に限って雨なんだ。しかも今日はけっこう降ってるし、寒い。それでもヒートテック+ロンT+4番+ネルシャツで行った。
14:00キックオフなんで、12:00に部屋を出てメシ食ってトラムでスタジアムへ。試合のチケット持ってればトラムはタダらしい。ドイツの時と一緒だな。正しい施策だ。


こないだ夏にEUROやったばっかなんで、スタジアムはめちゃくちゃキレイ。
中に入ると国旗が目立つのはやっぱ日本。まあ来ないよね。Brazilとか。いるのはほとんど似非ブラジル人だもん。
しかしああいうのを見ると、なんだかんだ言っても日本人ってカネあるんだなあ、と思うね。だって親善試合だよ?! 普通、来ないでしょ。比較的ドイツ国境に近いとはいえ。


俺の席はメイン2階のちょい上だったけど、どうせ誰もいないしってことで、最前列の真ん中寄りに移動。
今日はウッチーがスタメン。そしてなんと本田と憲剛を前に置くトップレス。ザック、けっこう大胆。香川と清武が左右に張るから、見方によってはイングランド式中盤フラットの4-4-2にも近い感じ。でも本職FWはいない。うわ。
試合の入りは良かったんだよなあ。ぶっちゃけ、どっちがBrazilなんだよ、ってくらいボール持って回せたし。けっこう縦パスも入った。(これは終始そうだった。しかし、「やらせてくれたのか、そうじゃないのか」と言うと、結果論では「やらせてくれた」と書かざるを得ない)


最初にまともなシュートを撃ったのも日本。この本田のシュートはセーブされたけど。
ただ、まず最初の失点が早すぎた。12分とかだったよな? ポッカリと前が空いたところを逃さずミドル。さすがセレソン


そしてこの1点差の状況も長く続かず、ちょっと不運なハンド(オレはよく見えなかったが)でPK献上。Neymarが決めて前半の前半くらいで2-0。こうなると厳しいよなー。前に出ざるを得なくなって何度もカウンターでピンチを招く。前述した通り、ボールは持てるんだが。
1本ポストに助けられたりしながらも、2-0で折り返し。




後半から憲剛→乾、ウッチー→酒井。ウッチーはちょっと苦しんでた感アリアリ。
しかし開始早々。右からのCK。ふんわりとしたロビングをファーに蹴ってきて、そこにいたのがNeymar。誰かが付いてたが交わされてシュート。角度ほとんどなかったのに、これが入って後半早々に3-0。。。効いたね。これは。早めに1点返したかったけど。
形は作れてたんだよなあ。パス入ってショートパス交換で、思わず「Barcaかよ」と唸る場面は多々あったけど、結局最後の局面を崩せなかった。まああそこが一番難しいんだけどね。シュート撃っても、リプレイを見るとコースが無かったりとか。逆に言えば、Brazilの守備は最後の局面は堅かったということだね。
残り30分で長谷部→細貝。長谷部、今日は良かったと思うけどな。DFに当たったけどミドルもあったし。


どうにも手も足も出ません、ってゲームじゃなかっただけに、1点取れよ、と思ったが、何度もカウンターを食らいながら最後にKakaに決められて4-0。もう完全に引き立て役だわ。。。


こういうスコアを体験するのは2006年のあのDortmundでの試合以来。あの時も相手はBrazilだった。
ただ、当然あの時とは舞台が違うので、オレの落ち込み度はあん時の1/10くらいだけど。あん時はマジで試合の後、絶望感に駆られて死にたくなったもんな。。。


まあ冷静に考えて、格上の相手とやる時にミスをしてはいけない。特に守備面で。
その上で前半を0-0(1-1でもいいけど)で折り返すのは最低条件。
仮にやらせてくれたにしても、ボールをあれだけ繋げたのはいいところ。


それにしてもBrazilはあきれるほどカウンターが上手い。いやカウンターも上手い、と言うべきか。
ちょっと測り難いところもあるけど、Spain相手にBrazilがカウンター主体でやるとどうなるか、見てみたい気はする。
あと、セレソンの凄みを感じたのは、やっぱシュート。
外すにしても絶対に川島が取れないところを狙って蹴ってる。当然っちゃあ当然なんだけど、一瞬のスキでああいうところを狙って蹴るのはちょっと脅威。


ああ、それにしても4-0か。まさかこういうスコアで負けるとは思わなかったな。
でも過度に失望することはない。2006年みたいに途方も無く差があるとも思わないし、むしろ差は縮まってる。本大会までまだ2年ある。2年後に勝てばええんや。2016年、Brazilに勝ったら、オレ、その場で死ぬかも。