昨日と一昨日は湿布と食料だけ買うために1度ずつ外出しただけで、基本部屋で安静。
良化した感じはあまりない。まあ痛みに慣れたのか、多少は動ける。
昨日はRaidersの最終日で行くつもりだったけど、もう行く気力なく。
しかし今日は何が何でも行かねばならん、ということで外出。
新小岩駅まで30分強かかった。上野から東北線で新都心。17:00開始予定で着いたのが16:15とか。早めに出たつもりがけっこういい時間。
まず最初に「ももいろクローバー」の掲示があって思わず日か場所を間違えてしまったんじゃないかと思ったが。
アリーナ前方に突っ込む。ただし足が足なのでそんなに密集地帯には入れないけど。
相変わらず素晴らしい、素晴らしすぎるライブだった。
宮本浩次は異形の、孤高の、そして稀代のロックシンガーである。詩作も含めて、ちょっとこういう人は他にいない。
スタートは意外な選曲で"Sky is blue"から。
しかし2曲目で"奴隷天国"を持ってきて、1万4千人が「死ね！」というコールの元に喜んでるってのはいったいどうよｗ、と。
この奴隷天国で、アリーナ全体が弾けてドッと前方に移動。俺もヨロヨロと前へ。
前に見た武道館同様にストリングスがあって、今日はそれにプラスしてサックス、トランペットx2、トロンボーンで計4人のホーンセクション。豪華である。
これで"桜"とかやっちゃうのである。そらカンドーするに決まってるっちゅーの。当たり前だっちゅーの。もう胸熱びんびんである。
相変わらずMCもサイコーに面白く、
「昔、確かミュージックマガジンで、『この人たちはアルバム5枚くらいしか聞いたことないんじゃないか』とかって言われて、いやでもこれ誉められたんですよ。『でもそこがいい』って言われて。実際、ツェッペリンとかドアーズとかストーンズとかTレックスとかそういうのばかり聴いてたんですけど」
で始まったのが"珍奇男"。なるほど。
体重のかけかたが不自然だったのもあって、始まって90分くらいで足が痺れて痛くなってきたが、帰るワケにはイカン。時々、しゃがみこみたくなる衝動に駆られたけど。
スペシャルライブということで、とにかく長いのだ。事前情報では3時間は間違いないって話だったけど。
一番凄かったのはなんといっても"シャララ"。
眼をカッと見開いて
「ああ、この世の暮らしは、ただただ、駆け抜けにゃならぬ！」
と唄う宮本は神々しささえあったと思う。
オーラスの流れは、"ガストロンジャー" → "ファイティングマン" → "男は行く" → "待つ男"のスーパーマッチョチューン。
17:05に始まって、終わったのはほぼ21:00ジャスト。3時間55分。俺の人生でも最長不倒ライブだったわ。よりによってこんな足を痛めた状況で。
宮本も最後は死にそうにぐったりしてたな。
渾身の、魂の、37曲。
ロックンロール。
イッツ・オンリー・ロックンロール。
01. Sky is blue
02. 奴隷天国
03. 悲しみの果て
04. 新しい季節へキミと
05. 今はここが真ん中さ！
06. 彼女は買い物の帰り道
07. リッスントゥザミュージック
08. ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ
09. Darling
10. シャララ
11. ココロをノックしてくれ
12. 未来の生命体
13. デーデ
14. 達者であれよ
15. 今をかきならせ
16. やさしさ
17. 珍奇男
18. 男餓鬼道空っ風
19. 風に吹かれて
20. 傷だらけの夜明け
21. あなたへ
22. ハナウタ〜遠い昔からの物語〜
23. ズレてる方がいい
24. 俺たちの明日
(encore)
25. 今宵の月のように
26. さらば青春
27. 昔の侍
28. 旅
29. 桜の花、舞い上がる道を
30. 笑顔の未来へ
31. あなたのやさしさをオレは何に例えよう
32. so many people
33. 生命賛歌
34. ガストロンジャー
35. ファイティングマン
36. 男は行く
37. 待つ男
ああ、この世に生まれて暇と酔狂の繰り返し やることが無い
ああ、駆け抜けにゃならぬ ただただ、駆け抜けにゃならぬ
ああ、涙ほろほろといつの間にか落ちていた どうしたんだろう
ああ、煙草を吸い吸い 帰り道、澄み渡る空に星がきらきら瞬いてた
望むべくはただ 平和なる日常の日々
恋をせにゃならぬ 飯食わにゃならぬ
過ぎゆく日々ただありて
ああ、常識と共に 俺は心中するつもりだ
鼻の穴拡げ 恋人の笑顔 ただただ、俺の生活は恋人の笑顔とひまつぶし
ああ、望むべくはただ 平和の日々
恋をせにゃならぬ 飯食わにゃならぬ
過ぎゆく日々ただありて 過ぎゆく日々ただありて
静かに過ぎ行き身を削る
俺の生活は 望むべくはただ 平和の日々
恋をせにゃならぬ 飯食わにゃならぬ
過ぎゆく日々ただありて 過ぎゆく日々ただありて
静かに過ぎ行き身を削る
ああ、この世に生まれて暇と酔狂の繰り返し やることが無い
ああ、駆け抜けにゃならぬ ただただ、この世の暮らしは ただただ、駆け抜けなきゃならぬ
