たぶん、肉離れ。

最後に及第粥くって、10:00過ぎにチェックアウト。ヒコーキは15:30発なんだけど、東涌のアウトレットをぶらぶらしようと思い、地下鉄に乗ろうとしたんだが。


ここで大トラブル発生。


ホームに降りるとちょうどホームドアが閉まったところで、ああタッチの差で逃したか、と思った瞬間にもう一度ドアが開いた。
おお、これ飛び乗れるじゃん、と地面を右足を蹴った瞬間。


そのふくらはぎが「ばりーん」と爆発。


ほんの2〜3m程度のダッシュだったんだけど、辛うじて車内には乗り込んだものの、思わずしゃがみこみそうになった。
先々週くらいに、寝てる時にふくらはぎが攣って目が覚めて、そこから痛めてて、歩いてるとたまにピリッと痛みがあったのでそれを引きずってて、そもそも攣ることはあっても痛みを引きずる事自体が異例だったんだけど。
とにかく完全に筋肉をやってしまった感じ。とはいってもどうにか空港までは行かねばならんが、さて歩けるか。とにかく足首を伸ばすと激痛が走るので、右足で地面を蹴るなんてもってのほか。しかし膝を伸ばしたまま棒のようになったままなら辛うじて歩けなくはない、という程度。速度は普段の1/3くらいになるけど。


東涌ではビッコ引きながらどうにかS1に乗り込んで空港着。足を引きずってるのを見てやさしい地元の人が荷物を下すのを手伝ってくれて、さらにカードまで持ってきてくれた。ありがたや。
カートを押して、出発階まで上がってチェックイン。
足をひきずってる俺を見て、カウンターのお兄ちゃんに「車椅子準備しますか?」と言われたが、いやさすがにそこまでは。


ゲートは遠かったので構内電車使用。ラウンジで待つ。
しばらく座ってから立ち上がると、痛みが厳しい。筋肉が固まっちゃうからかな?
しかしそうすると4時間座りっぱの後、成田ではどうなるんだ? やっぱ車椅子が欲しかったかも、とマジで考えた。


まともに歩けないのでちょい早めに出てゲートへ。
最後に乗り込もうかと思ってたけど、空いてるのは判ってた(もともとKIX経由だったのがこのNRT直行に変更できたくらいだから。しかし直行に変えてて不幸中の幸い。)し、一般の方もそんなに並んでなかったのでG組の最後に入る。隣は空席。


機内では映画1本。"Good Ol'Freda"。
Beatlesのマネジメント会社でEpsteinの秘書をやっていた人の回顧ドキュメンタリー映画。秘書だけじゃなくてファンクラブのマネジメントもやってたみたいで、これがめちゃくちゃ面白かった。
Cavernで初めてBeatlesを見て、一目で恋に落ちて、「きっと街で一番のEmpire Theatreで演奏するようになる、と思ってたけど。だけどそこまでしか想像できなかった」という下りとか。
最後の別れの時に(なんとそれまで貰ってなかったのだ!)初めてGeorgeにサインを頼んだら、Georgeが残りの3人分を集めて来てくれた下りとか。
当然リアルタイムで体験できていない世代ながらも、ああロックの世界でこういう思いを共有できるバンドは、唯一にして無二なんだろうなあ、と。
Beatles伝説はいまだに日々巨大になり続けているわけで、もしもPaulとRingoが死んだとして、その巨大化はさらに速度を増すのは間違いない。


途中何度かトイレに立ったけど、やっぱ厳しい。
NRTに着くと、けっこうな雨。どうせタクしかありえないからいいけど。
ほぼ最後に降機して、ノロノロと前に進みながらどうにか入国。


荷物拾ってカートに乗せて、ここで久々に税関チェック。何年ぶりだ?10年以上だと思うけど。
前のボコボコにスタンプのあるパスポートでも何でもなかったんだけどな。あからさまに足を引きづってたのが怪しまれたのかしらん。7月に替えたばかりで今は比較的スタンプ少ないし。やましい事はないからいいんだけど。


京成で青砥まで行って、そこからはタクで帰宅。やれやれ。明日は絶対安静。