エレファントカシマシ@日本武道館

gowest_lookeast2017-01-06

16:00過ぎくらいに武道館についたら、リハ中だったらしく音漏れが聴こえた。
入り口周辺には何をするでもなく、しかし既に来ているファンが100人以上はいた。寒くねえか?


物販テントに行くと既にSサイズのTシャツは売り切れ。ていうか俺でMがジャストフィットなんだから、そらSが真っ先に売り切れるわな。サイズ設定もストックの準備も絶対に間違ってる。
ということで無事Mサイズはゲットしたので、いったん九段下のマクドまで退却。コーヒー飲んで温まる。つーか、めちゃくちゃ寒いんですけど。


18:30開演という平日にしては早い時間。マクドで18:00くらいまで粘って武道館に戻る。
2階スタンドながら南なので見下ろす形ではあるもののステージのド真正面(大きな日の丸がほぼ目線)。おまけにN列で前は通路。若干手すりが気になるが座っても楽々。
18:40に暗転したときに俺はすぐに立ったけど両隣は座ったまま。俺の列で立ってたのは10人以下だったと思うけど、よく座って見られるよな、と。


"「序曲」夢のちまた"からという意外なスタート。
"悲しみの果て"、"デーデ"、"星の砂"を序盤からブッ込んで来て、なかなか大胆な順番だなあと思ったところで"真冬のロマンチック"!! いいなあ、そのまんまだけどこの時期にぴったりだ。
"珍奇男"が素晴らしい出来で、その後は比較的淡淡と進んだ("桜"も今日はそんなに感動しなかった。前の武道館とさいたまの時はめちゃくちゃ感動したんだけど)ので、これが今日のベストパフォーマンスかなあ、と思っていたらなんのなんの。


チケット代6,900円のうち、"RAINBOW"1曲だけで6,000円くらいの価値があった。それくらい凄い"RAINBOW"だった。
ロックコンサートでは稀に、本当にごくごく稀に魔法のような瞬間が現れることがあるけれど、今夜の"RAINBOW"の瞬間は、まさにそれだったと思う。
そして何が凄いって、ド新作の"RAINBOW"がベストだということ。キャリア25年を越えたバンドでコレは普通有り得ないよな。(恐らく、サザンでもミスチルでもイエモンでも、新曲がベストだと言われることは無いだろう)
いやマジで、もしかするとエレファントカシマシの最高傑作は、"星の砂"でも、"ファイティングマン"でも、"待つ男"でも、"悲しみの果て"でも"今宵の月のように"でもなくて、まだこれから生まれるのかもしれない。


そして"RAINBOW"の後、そのまま"ガストロンジャー"に雪崩れ込んで壮絶ハードロックショウ状態。全体的に今日はハードだったよな。
「第一部終了!二部もあります!」と言って宮本がいったんステージを降りたのが20:20。1時間40分経過。オイオイ。長ければ素晴らしい、短いのはダメ、とは言わないがこないだのAlabama Shakesはアンコールまでやってもほぼぴったし1時間30分だったんだぜ。。。今夜はまさかの2で3時間コース? 武道館の門限って、確か22:00だっけ?


5分くらいのインターバルで二部開始。
"東京ジェラシィ"という曲は、何かのB面だったらしい。初めて聴いた。
"ファイティングマン"は客電つけっぱで武道館丸見えの状態で一気に。かっこよかったなあ。


二部終了が20:50だったので、サイズとしては普通のサイズ。
アンコールのオーラスは"待つ男"。
これは前の武道館の方が良かったと思った。まああの時はアリーナでそこそこいい席だったのもあるけどさ。


教訓:武道館は多少お金を載せても知れてるし、席を確認してから買おう。見え方としては悪くなかったとはいえ、やはり2階は遠い。


第一部
01.「序曲」夢のちまた
02.今はここが真ん中さ!
03.新しい季節へ君と
04.悲しみの果て
05.デーデ
06.星の砂
07.真冬のロマンチック
08.珍奇男
09.愛すべき今日
10.はじまりは今
11.翳りゆく部屋
12.晩秋の一夜
13.桜の花、舞い上がる道を
14.笑顔の未来へ
15.ハナウタ〜遠い昔からの物語〜
16.夢を追う旅人
17.俺たちの明日
18.RAINBOW
19.ガストロンジャー


第二部
20.大地のシンフォニー
21.ズレてる方がいい
22.東京ジェラシィ
23.i am hungry
24.so many people
25.ファイティングマン


第三部(アンコール)
26.涙
27.今宵の月のように
28.待つ男