明日で終わるということで行ってきた。
難解とは思わなかったが、人間関係のバックグラウンドについての説明が無さすぎ。
少年グループの対立関係についても、いきなりポンと投げ込まれた感じで何が何やらという感じ。
俺自身、台湾の政治状況について日本人としては平均以上の知識は持ってるつもりではあるし、周辺の事柄についてはどうにか自分で埋めながら観たけれど。
まあ映像自体は確かに魅力的だったが、しかし歴史に残る一本かと言われると「否」と答える。
最後に張震が小明を刺した理由はもちろん判る。
しかしそこまでのスジがそんなに綺麗に描けてるとは思わない。
だって要するにヤリマン女に振り回されて、自分の女にならないから思わず刺しちゃったという話にしかなってないもん。
もう一度観ればまた見えてくるものがあるのかもしれないが。
2,200円は高すぎる。