爆音アザーン

gowest_lookeast2005-08-03

ということでフンザを脱出して、アフガンに近いペシャワールという街まで降りてきた。
これが、下界に降りてくると、ムチャクチャに暑くて、まるでサウナの中を歩いてる感覚。


しかも、ここまでの移動がこれまた大変で、道路が悪いし、ミニバスはパキスタン親父だらけで、当然ギュウギュウ詰め(3人掛けに4人座るのはデフォルト。というか、そこまで詰め込まないと出発しない)で、エアコンなんてないんで窓開けっ放しなんだけれども、熱風と一緒に砂埃や煤が入ってくるんで、髪はバサバサ、顔もTシャツも真っ黒。そんなんで10時間かけて300kmしか進みません。みたいなのが続くんで、もういい加減嫌になる。
つうか、インド並の厳しさだろうなあ、とは思ってたんだけど、俺が年をとってゼータクになったのか、何なのか、とにかくキツすぎ。


そんで、やっと着いた町では、まあ小さな町だとたいてい街道沿いにホテルが並んでて、エアコンなしの部屋だと窓全開で寝ることになるんだが、これがまた夜中、早朝関係なくパキスタン人の好きな無意味なクラクションが鳴り、これに加えて早朝から爆音アザーンが響き渡り、ぜんぜん眠れん!!!
完全に寝不足で、またバスに乗って、砂埃と振動と戦いながらウトウトしてると頭を撃ったりして、もーいや。


つーことで、やっとついたペシャワールではカードが使えるというんで、半ばヤケクソでエアコン付のけっこういいホテルに泊まることにした。
とはいっても、これが1150Rs/泊。(1ルピーは1.9円くらい)
ただ、これが素晴らしく涼しいので、外に出るのも億劫で、昨日の夜はルームサービスでメシ食って、チップも含めて245Rsも使ってしまった。外で食えば50Rsくらいなんだけど、200Rs節約しても、ヨーロッパで1泊したら全部吹っ飛んじゃうしな、と強引に自分で思い込む。


繰り返すが、思い込みは、重要。



あとですね。
ここにはもう2泊ほどすると思うんだけども、ここから先は観光地という所でもない(次の観光地らしい観光地はトルコのカッパドキアあたり)んで、パッカーも含めてツーリストが激減ということもあり、ネット環境の有無(加えて日本語IMEの有無)がよくわからん。
あるかもしれないし、ないかもしれないけども、この先、確実にある事が分かってるのはイランのテヘランで、3月に泊まった所には日本語環境のPC(何と、IEじゃなくてFirefoxを使うことになる!)があって、そこまでは早くても10日、遅ければ20日くらいはかかると思うんで、その点よろ。(とかなんとか言いつつ、ラホールあたりにはありそうな気もするけど)


ルートとしては、ここからラワールピンディ、ラホール、クエッタ。そこからイランとの国境を超えて、バム(!)、マシュハド、テヘランという感じでざっくり考えてる。


とりあえず、
1ヶ月更新がなかったら、「何かちょっとヘンかも」
2ヶ月更新がなかったら、「あ、コイツ、死んだな」
ってことで。