ペルシャ絨毯

今日は、テヘランの絨毯博物館に行ってきた。
ああいうのを見ちゃうと、ある種の絨毯が美術品だというのがよくわかる。


絨毯には多少興味があって、以前ウズベキスタンに行った時と、3月にイランに来たときに1枚ずつ絨毯を買った。
どっちも、ゴロンと横になれるくらいの大きさのが欲しかったんだけど、ありがちなのが170x90くらいのやつで、これだとちょっとはみだしてしまうんで、2回とも200強x100強くらいのやつを買った。


で、買ったはいいが、持って帰るのが結構大変で、絨毯屋がギュウギュウに畳んでくれるんだけど、それでもかなりの大きさ&重さに変わりはなく、しかもこれ単体だと日本入国はともかく、出国時の税関でなんだかんだと言われそうなんで、2回ともバックパックに強引に押し込んで帰国した。


しょせん素人なんで、自分が納得できる範囲の値段のものしか買わないのだけど、それでも1000ドルもするような絨毯はモノが違うってのは一目瞭然(値段に見合ってるかどうかは判断できない)で、しかも絨毯屋曰く、「イランの大家族で踏んだり蹴ったりで使って50〜60年もつから、日本の使い方なら100年はもつ」というのは、けっこう説得力あるなあと思って、1000ドルを100で割ったりするんだけど、やっぱ買わないよな。


今回も、ペシャワール以降、街にはたいてい絨毯屋があるんだけど、近寄らないようにしてる。
この先まだ2ヶ月以上、担いで旅するワケにはイカン。