何かというと、これまで通ってきた国々のほぼ全種類のお札(1つか2つの例外はある)はこれらの人々の顔だということ。
全て建国の父、あるいは現行体制を作ったと言える人々で、日本の高校の世界史の教科書に出てくるような人々だし、妥当と言えば妥当。
ユーロはともかく、ドルだってワシントン、リンカーン、ハミルトンにジャクソンにグラント。(100ドル札って、誰だっけ???)
韓国はよく知らないけど、たぶん、李朝の王様かなんかだな。あれは。
タイも今の王様だし、イギリスはエリザベス女王。
こうやってみると日本のお札はピンと来ねえな。
福沢諭吉、樋口一葉、それに2千円と千円は覚えてもない。千円は夏目漱石から誰になったんだっけ??樋口一葉は、別の意味でインパクト大だったけど。
日本の場合、戦後は結局アメリカちゃんに作られちゃったんで、妥当な人がいないし、そうなると明治政府なんだが、そう考えると昔の伊藤博文、岩倉具視、山県有朋(+聖徳太子)というのは、外国人が知ってるかどうかはともかく、かなりマトモな選択だったように思える。それが、なんでこうなっちゃったのかね。
ただ、いまさら伊藤博文に戻すのは、お隣の某国がイチャモンつけてきそうだし、そうすると明治政府での残りは妥当な人、いないよなー。
一番大きな名前は西郷隆盛なんだろうけど、最後は賊軍として死んじゃった品。木戸孝允、大久保利通は、インパクト弱いし。
つーことで、明治政府には関わっていないながらインパクトとしては大きな坂本龍馬あたり、次の新札で、どうかな。