Lvov is SUPER !!!

gowest_lookeast2005-10-07

昨日の昼にチシナウから乗った電車は、なんと朝6:50ほぼ定刻にウクライナのリビウ(リボフ)に到着。
どうせ2〜3時間遅れて丁度いい感じの時間になると踏んでたんで、これは予想外。


まだ暗い中を、トラムに乗って市街地へ。
どこで降りればいいのかよくワカランのだけど、一応中心地の名前を連呼しておいたら車掌のおばちゃんに「ここで降りろ」と言われて降りる。
当然ながらストリート名表示は全てキリル文字
ロンプラに載ってる地図は、ラテンのアルファベットだけなんで、ラテンとキリルの対照表を使って1文字1文字変換しながら解読。ほとんど頭痛がしてきた。(ストリート名の看板を睨みながらしかめっ面で立ってる怪しげな東洋人だったんだろうな)


さまよいながら、それでもなんとか30分くらいかかってようやく現在位置が判明。
何が困るって、地元民に「今、俺はドコにいるんだ?」と聞けないのが困る。
ロンプラの地図はラテンなんで、地元民は読めないんだもん。
部屋を確保した後で、ラテンとキリル併記の地図を探さないと話にならん。


そんで、ロンプラのイチ押しのホテルに行ったら、朝一番なのに満室だと言われた。
はあ、次だな。と思ってたら、俺の直前に同じく満室だと言われたアメリカ人のオッサンがいて、一緒に探すことに。やっぱし同じロンプラを持ってる。


ここはどうよ? ってことで2つめのホテルに向かう途中で日本人の中年女性に遭遇。「こんにちは」と話し掛ける。
14日間の団体ツアーの参加者で、昨日リビウに着いたとのこと。(しかし団体ツアーでウクライナかよ。さぞかし色んな所に行き倒した挙げ句、ウクライナにも来てるんだろうな。みんなお金持ちそうだったし)

で、俺らが行こうとしていたホテルに泊まってるということだったんで、連れていって貰った。感じのよいおばちゃんであった。英語もちゃんと話してたし。


そんでフロントで値段を聞くと、一番安い部屋で350グリブナ。(1グリブナ=約\20)
フロントのお兄ちゃんがベッドは2つあると言うと、アメリカ人のオッサンは俺はシェアしてもいいよ、と言うんで、5秒くらい考えて"35ドル浮くんだあ"ということでオッサンとシェアすることにした。
今回の旅で今のところ、一番豪華な部屋。


荷物おいて、おっさん(オレゴンから来たChuck。63って言ってたっけ)はシャワー浴びたいというんで、どうせ俺は両替と脱出チケットと地図を探しに行くつもりだったんで、そんじゃ俺は出るわ、つって出る。



リビウの街、ムチャクチャにイイ。
これまでに行ったヨーロッパの街で良かった街を3つ挙げろ、と言われると、リスボンとクラコワ(クラクフポーランドにある)の2つはさらっと出て、3つめは、ウーンと考えて、パリ、かなぁ。という感じなのだけど、リビウは間違いなく3つめにサラリと出る街になる。
ポーランドも含めてこの辺の街は戦争(対独戦争)で破壊された所が多いんだけど、ロンプラにも、ここは奇跡的に破壊されなかったみたいなことが書いてる通り、古そうな建物・教会がズラーリと並んでて、しかも天気も雲一つない青空で、ちょっと感動的なまでに美しい。


しかも、それほどメジャーじゃないので、観光客もそんなにいないし。
プラハのダメな所はそこで、これは完全に旅行者のエゴなんだけど、右を向いても左を向いても団体観光客、旧市街はほとんど御土産屋ってなると、もう風情も何もあったもんじゃねー。
この後に行く予定のブダペストも、そんなイヤーな予感がしてるんだけど。。。


夜、Chuckとメシ食いに出る。
朝からずっと思ってたのだけど、このオッサンの英語、何言ってるか、ぜんぜんワカラン。正直、10〜20%くらいしか聞き取れない。俺の英語力の至らなさなのか。きっとそうなんだろうな。
必至になって頑張って聞き取ろうとしても、疲れるだけだと気がついて、途中からテキトーに相づちだけ打って受け流し作戦に変更。