しばらく前からうすうす気付いてはいたんだが、どうも相当にイケてない格好をしている。最大の原因は、だらしなく伸びた髪と、ジャージ。
前者はともかく、ジャージはソフィアで買ったんだけど、ブルーとオレンジのNYカラー(なぜこの2色がNYカラーなのかは知らん)で、これが買ったときは気付かなかったんだけども、今では田舎のヤンキーしか着てないようなシロモノで、80年代テイスト全開。こんな原色バリバリで歩いてるヤツなんて、ほとんどいない。
もっと早く気付けよ。俺。
こんなイケてないカッコでパンテオンに行った。
地下に降りると、いきなりガンベッタの墓。おお、ガンベッタもパンテオンにいたのか。
100ほどの石棺があって、大半が知らない人ながらも、キュリー夫妻だの、ミラボーだのヴォルテールだの、なるほど、ここにはフランスの偉大なる知と勇が、眠ってるワケだ。(でも、ナポレオンのはない。ドコにあるんだ?墓はセントヘレナから還ってきたと何かで読んだことがある気がするけど)
お目当てのユーゴーの墓は、デュマ、ゾラと並んであり、ここはさながらフランス文学の部屋。
刻まれた年号を見るまで知らなかったんだけど、この3人、ゾラだけ多少若いとはいえ、ほぼ同時代人だったんだな。
その後、オペラ辺りをぶらぶらしてたら、突然ホイッスルの音。
なんだなんだ、と思って振り返ると、ローラーブレードを付けた警官数名がダッシュして、走ってた原チャリの前に回り込んで、制止。
何の違反の取り締まりかは知らんが、なんだよ、警官までカッコいいぞ。パリ。
ただ、フランス人、ドイツ人とは対照的に信号守らないんだよな。赤でも渡るのは当然として、赤で、車が来てても渡るのな。車は停まってクラクションも鳴らさないし。
手持ちのカルネがなくなったんで、エイヤっと買う。
今回使い切るのはどう考えてもムリだけど、どうせまた来るやろ。(来んのかよ!)
昨日、ブックオフで買ったうちの1冊は金子達仁による高田延彦のノンフィクションだったのだけど、ヒマつぶしにはなったな。あと、大晦日の男祭りにちょっと行きたくなった。