Arms of Orion

gowest_lookeast2006-02-26

朝起きたら、ドライバーのアフメッドに、夜中にフランス人が1人来たと教えられた。24:00くらいになんだかゴソゴソ音がしてたんで、あれか。
とりあえず部屋に行って会ってみる。マルセイユからやってきたジェレミー。「今日行きたいんだけど、天気がねえ」
確かに、昨日よりはマシながら、今日も視界悪し。とりあえずオヤジと話してから決めよう、ということにして部屋に戻ってシャワー浴びてると、オヤジがノックしてきた。


「4人で行くから150ポンド/人だ。金はらえ」


はあ?もう行くことは既定なのかよ?と思ってジェレミーの部屋に行くと、なんだかオヤジに押し切られて行くことになったような感じ。
そんでもって、4人って、第4の人物がいるのか? って食堂に行ってみると、足立区からやってきた第4の男は日本人。


ちゅうことで、日本人3人、フランス人1人、ドライバーのアフメッドで11:00に出発。
ランチをとりながら、Black Desert、Crystal Mountain、White Desertと来て、宿営地。
キャンプとはいえ、テントはなくて、ランクルを支柱にして風除けの幕を張るだけ。基本的に砂漠の上にキャンバスシートを敷いて、薄っぺらなマットレスを置いてそこに寝るだけの、限りなく野宿に近い状態。(これは予想通りだからいいんだけど)


設営中に、後続グループで日本人4人、韓国人4人が合流してきて大所帯になる。彼らは俺が昨日着いた時のパターンで、バフレイヤオアシスに午後着してから出発してきた。


19:00にはもう真っ暗。大きな荷物はオアシスに置いて来たんだが、懐中電灯もバックパックに入れたまま来てしまって、これは大失敗。キャンプファイヤーはあるとはいえ、ちょっと離れる時には懐中電灯がないと不便。


ただ、天気は回復して夜空には星が出た!


24:00くらいに、星を見ながら、寝る。
さっきまで皆さん、あれが何座だとか言ってたが、理科で天体がサッパリだった俺には全然ワカラン。ただ、ひしゃくの形だけは見て取ることが出来て、あれがオリオン座なのか??


虫の音も、海の音もない、時折、風の音だけが聞こえる静寂の世界。