Barcelona vs Benfica @ Camp Nou

gowest_lookeast2006-04-05

なんど通ったかわからない、カンプノウへの道。
11:00からのあるかどうか誰にも判らない当日販売のために、9:30に着いたら30人ほどの行列。とりあえず本を読みながら並んどく。
で、気がつくとかなり長い列になって、こんなんで売ると混乱するんじゃないか、と思ったんだが、11:00になったら窓口がいくつか開いて、けっこう整然と売られた。で、ちゃんと買えた。
T1,2が165、T3が145、L1,2が129、L3が109、G1,2が90、G3が80だった。
ちょっと悩んで、ラテラル2Fにしたら、7列目だった。とにかく定価で買えたんで、よしとする。


市街地に戻って、うだうだと時間を潰して、夜、カンプノウへ。
1時間前に中に入って、いつも通り、30分前にアップ開始。
ケガ人続出の野戦病院バルセロナ。江藤の左右にロナウジーニョラーション。凸、イニ、ファン・ボメルの中盤に、プジョル&モッタ、オレゲールとベレッチ


開始早々、ファン・ボメルが蹴ったボールがボックス内でベンフィカDFの手に当たって、これがハンドの判定。(判定は終始バルサ寄りだったように見えた)
ロニーが蹴ったんだが、これがGKに弾かれて先制ならず。江藤はロニーの頭をゴシゴシして、「気にすんな」と慰める。
あー、なんか、いきなりイヤな感じ。


しかも、その直後に凸さんがイエローを食らって、オイオイ。
これ、もしかして今日を勝ち抜いてもミラン戦のフエラは凸抜きになるんじゃないか?そうだとどうなるんだ。あああああ。


そんなイヤーなフンイキを吹き飛ばしたのはロナウジーニョ様。
いい所でラーションがかっさらったボールを江藤から繋いでもらって、
「ああ、こりゃ入る」
ってパターンで、本当にキッチリ決めるロナウジーニョはやっぱりスゴイ。
開始早々のPK失敗もあってか、めちゃくちゃ嬉しそう。かつ、気合が入った煽りをスタンドに入れる。コーナーでみんなで抱き合った後、自陣に戻って走りながら、アッパーカットパンチのように拳を突き上げて、ラテラル側を煽るんで、こっちも大盛り上がり。


やあ、これでとりあえずやれやれなんだが、正直1点じゃ安心できない。エンパテだとアウトなバルセロナは、1点取られたらその時点で苦しくなる。早く2点目取ってくれよ〜。と思いつつ、1-0で前半終了。


隣のおっさん曰く、
ファン・ボメルの所でボールが止まるんだよ。アイツを替えろ」
大いに同感なんだが、替えの選手がもういないんだよ。。。
で、このおっさん、俺がハポネスだと言うと、
「日本はワールドカップに出るんだよな?」
「うん。でもブラジルと同じ組なんだよ。あとはクロアチアとオーストラリア」
「じゃあ、2位争いするしかないんだ」
「そそ。スペインは、ドコとやるんだっけ?」
「ええとな。ウクライナと、ええと。ええとチュニジアだっけな。俺はバルサファンでスペインはどうでもいいからよく覚えてないな」
というステレオタイプカタルーニャ親父だった。


後半。ファン・ボメルは変わらず。
攻勢ではあるが、ゴールは奪えず。ベンフィカは時々、いい所でボール奪取に成功して、そのカウンターがやらしいなあ、と思ってたところに決定的なチャンス。
完全に2対2になって、うわああああ。と思った所に、ボールホルダーからフリーだったシモンにキレイにパスが通って、うぎゃああああああーもうダメええええぇぇぇー。
の一瞬の後、シモンのダイレクトボレーは枠を外れ、カンプノウは大きなため息。
マジで死んだと思った。まあ、時間は残ってたんだけど、心臓に悪い。


トドメを刺したのは江藤。しかも、ロスタイム突入直前。
これでやっと安全圏。ということで、皆さんやっと落ち着いて帰路に着く。


これで欧州4強。セミファイナルはミラン
見たいな。。。。。(ぼそっ)