究極の便座

gowest_lookeast2006-04-09

ドルトムントからフランクフルト空港まで電車。
やあ、これでとりあえずソウルまでひとっ飛びだあ、とか思いながらラウンジに入る。
搭乗前に、便意を催して、脱糞のためにトイレへ。


個室にはいると、なんだよー、ウォシュレットかよお、早く言えよコノヤロー。みたいな。
俺はウォシュレットが好きだ。別に痔ではないんだが、あれは圧倒的に清潔だ。というか、紙だけというのは絶対に不潔すぎる。
初めて東南アジアに言ったときにはトイレを見てギョッとしたが、冷静に考えるとあの手動ウォシュレットは衛生上は絶対に西欧式トイレよりも優れている。ということで、東南アジア式のトイレは大好きな俺なんだが、日本ではまだまだ公共施設でウォシュレットというのは圧倒的に少数派で、最近立ったビルでも、付いてない方が多いんじゃなかろうか。たまに見かけると、カンドーする。以前、勤めていたS社の本社にはアレが付いてて、ヒジョーに嬉しかった。


で、フランクフルトのラウンジのトイレなんだが、良く見ると、なんか違う。
ん?なんか、違うくね?これ?ウォシュレットじゃないぞ。あー。あるよなあ。ウォシュレットと見せかけて、便座が暖かいだけのやつとかさあ。がっくり。


と思いながら事をいたした後に、紙を使用してブツを流すと、なーんと。
通常、タンクがある位置からアームが"うい〜ん"と伸びて、便座の一部を押さえつける。その後に、なんと便座が回転し始めるじゃありませんか。なんと、アームと便座の接触部分は殺菌されてるらしく、便座一回転することで、完全に消毒されるわけであります。


ちょっと驚いた。驚きのあまり、個室の中でカメラを出して写真に撮ってしまった。

ただね。ドイツ人の皆さん。便座よりも、尻を洗うほうにもうちょっと発想を向けてくれないかな。そっちの方が、はるかに清潔だと思うよ。





ソウルへの機内にて、藤原伊織の「ひまわりの祝祭」を一気に読了。
ゴッホは正しくはファン・ゴッホと言うべきらしい。これはファン・バステンとかファン・ブロンクホルストを呼ぶときに"ファン"を取って読んだりしないのと同じことらしい。
なるほど。またツマラン知識が増えたな。