Spain vs Ukraine @ Zentral Stadion, Leipzig

gowest_lookeast2006-06-14

昨日は遅かったんだが、今日はライプツィヒで15:00キックオフとはいいつつも、11:00の電車なんでゆっくり。
一度行ったことのある街だと、感触が判るんで、いい。しかも、スタジアムは、コールドプレイのライブ見たアリーナの近くだって知ってるし。


今日もクソ暑い。試合の日の会場都市行きの電車はいつも満員で、通路までぎっしり。まさかこんなに混むとは思ってなかったんだけど、指定席持っといてよかったとつくづく思う。


スペインという伝統的に代表チームへの応援が熱心ではない国と、ウクライナという初出場でしかもソ連からの独立のアイデンティティ証明という意味では代表チームが人気がありそうな国の対決。それでもサポの数は同じくらい。今日は地元の人が多かったように見えた。ああいうのもワールドカップだよなあ。


去年10月にキエフで観たクソゲームの余波で俺はスペインを応援。
ラウールとホアキンはベンチ。
それでも、トーレスとビジャの2トップの下にはシャビ・アロンソルイス・ガルシアがいて、十分に強力なメンツ。我がバルセロナからはプジョルと、復帰したシャビがスタメン。


ウクライナがしょぼすぎだったのかもしれんが、スペインの攻撃力が凄すぎた。完全に中盤で圧倒。長短のパスをつなぐつなぐ。大きなサイドチェンジでウクライナを振りまくる。(そしてその中心にはシャビがいる)
ウクライナは全くボールを持てず、追いかけてばかり。日本がそうだったように、あれではディフェンスは辛い。今日もクソ暑いんだ。
奪っても、スペースもない所に長いボールを前に蹴るだけなんで、シェフチェンコもノーチャンス。


1点目のアロンソのヘディングはともかくとして、2点目のビジャのFKと3点目のPKは、運が悪いってのもあったが、負けるべくして負けた感じ。
4点目のトーレスのゴールは集中力が切れて完全に崩されちゃったな。


4-0でスペイン完勝。度重なる裏切りで世界的な期待度は高くなさそうだけど、幸先の良いスタートではある。いまでも無敵艦隊スペイン代表って言ってるのか?



電車でベルリンに戻って、ドイツvsポーランド
今日はドルトムントでの試合で、ブランデンブルグ門のファンフェストまで行けば巨大スクリーンで観られるんだけど、どうせ吐きそうになるくらいの人出に決まってる(案の定、中継画面は凄かった)んで、ホステルのカフェのスクリーンで見る。(ドイツ中のほとんどの街のほとんどのカフェはテレビorスクリーンで一日中試合をやってるのだ)


カフェの客は多分、半分以上が外国人なんだけど、当然のようにドイツを応援。やっぱ、ホスト国には頑張ってもらわないと盛り上がらないしな。
試合は圧倒的に声援を受けるドイツが攻めまくるんだが、シュートだけが決まらない。
スタンドで応援するメルケルの顔がただのサポ(シュートだ!キター!!!ああああ外れたあああぁぁぁ。。。)になってるので、一同大笑い。ドイツ人に取っては笑い事じゃないんだろうけど。
ポーランドの粘り(多分、ポーランドもめちゃくちゃ負けたくなかったと思う。日韓戦みたいなもんだろ。彼らにすると)の前にロスタイム突入。こりゃ、0-0でドローか。


と思ったその時、クリンスマンが投入してたサイドハーフがえぐって速い、低いクロス。コイツはそれまでにも何度もクロスを入れてたんだが。
そのクロスに、やっぱり途中から入ったノイビルが反応。GKの前に足を出して遂にネットを揺らす。


入ったあああああぁぁぁぁ!!!!


という感じで店内も大歓声。
当然ながら、周辺の店とか家からも歓声&何やら爆発音wwww
この上なく発狂状態でドイツ国旗が振り乱れるヴェストファーレンが画面に映る。(そして勿論、あの時の俺らのようなポーランド人も。。。)


これでドイツは2連勝。ほぼGL勝ち抜け決定。
頼むから1抜けしてくれよぉ。エクアドルの試合なんか観たくないよぉ。