Sweden vs Paraguay @ Olympia Stadion, Berlin

gowest_lookeast2006-06-15

さて。今日のアキラーションとは現地スタジアムで会うだけだし、昼間はすることがない。
とりあえず両替でFriedrich St.のAMEXに。悲しいことに200ユーロ札で渡してくれて、これはちょっと困るんだが仕方がない。


それにしても、この辺りはそうでもない(とはいっても相当数がいる)んだけど、Zoo、クーダム辺りまで行くと、黄色のシャツを着たスウェーデン人が完全占拠状態。クーダム沿いにあるカフェなんぞは黄色のシャツを着た人しかいなくて、それ以外の色の服ではちょっと入るのに度胸が要るんじゃないかと。もっとも空席なんかなくて、黄色でびっしりなんだが。。。


スウェーデンvsパラグアイは第3試合で、スタジアムに行きの電車に乗る前にAlexzander Platz駅そばでイングランドvsトリニダード・トバゴをちょこっと見る。80分まで0-0で、またもT&Tの予想外の善戦でドローかと思い、そろそろ行かなきゃ、ということで駅に向かうと、ドッと歓声が上がる。駅のテレビで見たら1-0でイングランド先制。T&Tは追いつけそうにないんで、イングランドも2勝で勝ち抜けほぼ確定か。


今日は一昨日とは反対のマラソンゲートのあるゴール裏。俺は30分前に着いて、アキラーションはキックオフ直前にやってきた。
スタンドは95%以上、黄色。パラグアイはほんの一角だけで可哀想なくらいのアウェイ状態。
俺は、一応ロナウジーニョのブラジルバージョンTシャツだから黄色だし、アキラーションもKARLSTADで探しまくったというスウェーデンのシャツを着とる。


パラグアイは初戦にイングランドに0-1負け。スウェーデンもT&Tにまさかの引き分けだったんで、共に3ポイントが欲しい一戦。
スウェーデンは、ラーションズラタンリュンベリの3人スタメン。パラグアイは、サンタクルスくらいしか知らんwww


ポゼッションはほぼ互角か、若干スウェーデンのようにも思えたが、たまにスウェーデンのディフェンスが開いて、危ないシーンもありあり。
ミドルも含めると、シュート数は互角だったんじゃなかろうか。
スウェーデンはとにかくキレイに崩そう崩そうという意識が強すぎたように見えた。なかなか最後のチャンスまでいかずにイーシャンテン止まりのパターンばかり。


後半アタマからズラタンがベンチに下がって、これはよく判らん交替だったが、あまり展開は変わらず。ゴールこそないものの、何気に好ゲームだとは思いつつも、やっぱりゴールは見たい。スウェーデンのゴール。
時間がどんどん過ぎていって、ゴールが近づいた時間帯もあったんだが、なんとなーく引き分けが濃厚になってきたロスタイム突入直前、左からのクロスにダイビングヘッドでリュンベリが飛び込んで、値千金のゴール!!!


揺れる黄色い人々。
やれやれ、といった感じで、スウェーデンは勝ち点4。最後のイングランド戦に引き分け以上で勝ち抜け決定。

イングランドは既に勝ち抜け決定。
・このグループBはベスト16でグループAの勝ち抜け組と対戦。
・グループAは、ドイツとエクアドルの勝ち抜けが既に決定。但し、順位は未定。
・グループAの順位はイングランドvsスウェーデン戦の前に決まる。
・恐らく、イングランドスウェーデンもドイツとは当たりたくない。

と考えると、グループAの順位次第で、イングランドvsスウェーデンは微妙な展開になると思われ。


試合の後、Zooまで出て、アキラーションとメシを食う。24時とかなんだが、車もガンガン、人も大勢(大半は黄色)いて、曰く、
「この時間で、こんだけの車と人は有り得ないな。ワールドカップだからだ」


露店みたいなところで、なかなか見つけられなかったアンペルマンのTシャツをハッケン! いまどきのベルリンはどこのお土産屋に行っても、W杯グッズばかりで、こういう基本的なご当地ものを見つけるのが大変なのだ。
をを、これだこれだ、ということでアキラーションの冷ややかな目にも負けず買う。


メシはなんか、イタリアンみたいな所に入ったんだが、俺らが入ったときは、やる気なさげでもう閉めたいんだけど、みたいな顔をしたインド系っぽい親父だったんだが、その後に黄色い軍団がどやどや入ってくると、異常に愛想がよくなった上に、いつのまにかスウェーデンのシャツまで着込んでやがって。
「あれ?あのおやじ、さっきまで白い前掛けだけだったよな?いつの間にあんなの着やがったんだあwwwめちゃくちゃ日和見だなwww」
と言って、2人で妙にウケる。