4連戦の最終日。
とりあえず移動の予定が決まった所だけ席を予約するために駅に向かうも、めちゃくちゃ寒い。Tシャツだとちょっとキビシイ。その上、雨まで降ってきて、一旦ホステルに戻る。これが後々で響いた。
ドルトムント着15:30。雨は上がった。
17:00キックオフながら、今日は余ったチケットを捌かないといけないので、これはかなり出遅れ。
しかし何も食ってないんで、とりあえず駅横のマクドで急いで食ってから、Uバーンでヴェストファーレンへ。なんだかもうしょっちゅう来てるような気さえするんで、溜まり場も判ってるんだが、プロっぽいイギリス人が値段をコントロール気味で思ったほど高くならない。くそ。これ、せめてブラジルvsチェコになってたら、もっといい値段だったんだけどな。。。
粘って粘って、どうにか170で捌いてから席に向かう。もう両国国旗はピッチに入ってて、選手入場の直前だった。
ブラジルは初戦同様、1〜11のベストメンバー。
ガーナもラインを上げて勇敢に闘ったと思う。何度か攻め込んで、あわやのシーンも一度や二度ならずあった。
けど、開始早々に裏を取ったロナウドのGKとの1対1。こういうので、ブラジルの攻撃陣に敵うはずもなく、まさにロナウドは踊るようなステップでGKを躱してゴール。
2点目はどうもオフサイド臭くて、不運とも言えるが、アドリアーノに裏を取られて前半終了直前に失点。
時間帯的にも最悪(日本の対ブラジル戦と同じだ)で、あれがなければ、まだ全然判らなかったとは思うんだけど。
ブラジル相手にこうなると、ほぼ絶望ながら、後半もガーナはよく闘った。判官贔屓もあってか中立の客もガーナコール。
しかし、終了間際に一瞬ディフェンスラインが棒立ちになった所を、またもや今度はゼ・ロベルトに裏を取られて3-0。
スコア程に力の差があるとは思わなかったが。。。
街まで戻って、メシ食いながら、R16最後の1試合スペインvsフランス。
モニターが遠くてよく見えなかったんだが、ラウルは先発だった様子。ビジャのPKでスペインが先制。オイオイ、ジダン引退カウントダウン開始か?と思いきや、きれいな切り返しでフランスが追いつき、1-1で折り返し。
後半は、まだMっちがPVで見てないって言うんで、ファンフェストのPVで見る。試合があったばかりの街の会場なんで、さすがにゲロ混みながら、どうにか場所を確保。
ジダンは、悪くない感じ。俺も、最後の生ジダンは見たいし、対ブラジルなら、スペインよりもフランスの方が分がありそう(ジダンがキレキレになるのが条件だけど)なんで、フランスに勝って欲しいと思いつつ見てたんだが、残り10分くらいで、ヴィエラがヘッドを決めて、遂に逆転!!!
おお、これで最後のジダンが見られるぞ。あと10分だ!と思ってたらロスタイム前、今日のロナウド程華麗ではなかったけれども、ジダンがプジョルを躱してゴール。3-1でフランス勝利。
これでベスト8が出揃って、ポルトガルとウクライナを除く6ヶ国はW杯タイトルホルダー。強国がこれだけ揃うのも珍しい気がする。
俺が見る金曜のドイツvsアルゼンチン@ベルリンは、86、90の決勝再現だし、土曜のブラジルvsフランス@フランクフルトは98の再戦。同日の他のカードと比べても、いい方を引いてると思うんで、これはラッキー&考えただけでコーフン。
帰り道、
「ヤヴァいなあ。俺、今度はフランクフルトで”ジー・ズー!”とか叫んじゃいそうだよwww」と言うと、
「だからオマエは何人なんだよ!!」と言われる。
いや、これでも傷心を癒すために無理してんのよ。俺も。