Italy vs Australia @ Flitz Walter Stadion, Kaiserslautern

gowest_lookeast2006-06-26

移動連戦でめちゃくちゃ疲れてるが、移動に限っていえば、今日が山場。ニュールンベルグからカイザースラウテルンまで移動して、試合を見た後、さらにケルンまで移動。


ニュールンベルグからカイザースまでは、フランクフルト乗り換えで指定席を持ってたんだが、電車が遅れて乗り継げず、フランクフルトからも乗り継ぎになって、途中からはゲロ混み電車に荷物抱えて乗るハメになってもう泣きそう。
カイザースの駅に荷物を預けてからスタジアムへ。一度来てるんで、大体の勝手は判ってるんだが、とにかく疲れて眠くて、半分冗談で
「俺、スタンドで寝ちゃうかもしんない」
と言ってたら、前半は本当に寝てしまった。。。


Mっちに、前半の見せ場は?と聞くと、
「うーん。特に何も。寝てても良かったかもしんない。でもW杯ベスト16のスタンド46000人で座って寝てるのはアンタだけ。普通は有り得ねえ」
と言われてしまった。


後半はマジメに見た。
トニは基点になって身体張ってたが、2列目から来ないので、あれはキツい。オーストラリアはかなり押し気味に攻めるが、イタリーのディフェンスは当然のように堅く、ボックス前までは来させても、そこからはしっかり押え込む。
一見、オーストラリアが押せ押せに見えて、その実、カンナバーロ(なぜか、ネスタは不在。それでも)を中心としたディフェンスはまだ余裕があった感あり。特にザンブロッタは呆れるほどウマ杉。何度も攻めてくるオーストラリアの左を子供扱いしてたwww 後半早々にカンナバーロと一緒にセンターを組んでたマテラッツィが一発レッドで退場。10人イタリーで、これは4年前の韓国戦の再現か?とも思ったが、状況は変わらず。
かと言って、イタリーが点を取れる雰囲気もなく。攻めるオーストラリアの裏を狙ってインザーギの出し所かとも思ったけど、それもなく、先発のデルピエロトッティに変わっただけ。



こりゃ延長臭いなあ、と言ってるうちにロスタイム突入。3分。
ああ、もう延長じゃん。と思った矢先、遠くのボックスで(俺はオーストラリア側に近かった)で青いシャツが倒れて、主審がゴールの方を指す。


え? ペナルティ?? ここでペナルティかよ?!


遠かったんで、よく判らなかったんだけど、これ、入れれば勝ちじゃん。イタリーらしい勝ち方だなあ。
果たして、トッティがこれを決めて、イタリーベンチからも全員飛び出して大騒ぎ。


しかも、この後のキックオフはなしで、このままタイムアップ。
こんなのアリなのか?普通、蹴って終わりじゃない??


しかし、イタリーは今回テレビでもあまり見てないんだけど、今までになく攻撃的という前評判とは裏腹に、今日のイタリーはディフェンシブだったぜ。
あとそれから、常に大声で選手を鼓舞するオージーサポには敬意を覚える。シャントを聞いていると恐らく、イングランドからの影響が大きいせいもあってのことだと思うが、あれは尊敬に値する。



試合後、ソッコーで駅に向かって、荷物拾って移動。ケルン着23:00過ぎ。
スイスvsウクライナは今大会初のPK戦ウクライナが勝った様子。