カズよ、中山よ。アイツを説教してやってくれ。

gowest_lookeast2006-07-03

昨日、ミュンヘンに移動。ここで最後の生観戦になる明後日の準決勝を見て、次の日にはフランクフルトに移動、そのまま空港から飛行機に乗るんで、最後の宿。ホッとする。


先週来た時は試合だけで、ほとんど観光(というか、俺の場合は街をぶらぶらするだけなんだが)もしてないんで、今回はゆっくり。


で、気がついた事があって、ミュンヘンは特にその傾向が強いように思うんだが、横断歩道をあれだけ守るドイツ人、エスカレーターで片側に寄らないのだ。
俺は余程疲れてない限り、歩いて上る(あのクソ深い東京駅の総武線ホームでも歩く)んで、これにはちょっとイラつく。



さて。
只今ネットをチェックしたところ、なんと、中田英寿引退。代表からはともかく、クラブからも引退するとは全く思ってなかったのでビクーリ。しかし29歳で引退かよ。まさかカズよりも先に引退するなんて誰が想像しただろう?!(カズよ。ちょっと説教してやってくれ!まあそれで変わる筈もないが、カズと中山にはヒデを説教できる権利がある!)


6.22のブログに書こうかどうしようか迷って、クドくなるんで結局書かなかったのだけども、俊輔がダメだった事とは別に、結局このチームのハートはヒデだったということがある。

それは例の試合後の件とは関係なく、3試合通じて、最後の一滴を搾り取るまで闘ったのはヒデだったように見えたから。
俺はピッチ外の事があまり好きではなかったので、好きな選手としてヒデを挙げたことはないけれども、カズと中山がいなくなった後、代表のピッチで困った時に頼りになるのは、ヒデだったのは事実である。


ヒデの試合ですぐに思い出せるのは、なんと行ってもジョホールバルの一戦と、シドニー五輪前の韓国との試合か。
前者は言わずと知れた、大車輪の活躍で世代交代を告げた一戦だったし、後者では同世代の中では異次元の存在であることを知らしめた。ベストバウトはやっぱジョホールバルかなあ。あれは永遠に語り継がれる一戦だろう。


前々からの持論なんだが、俊輔やシンジは日本サッカーに出てくるべくして出てきた才能で、第二の俊輔、第二のシンジは普通にやってればこれからも出てくるとは思うが、ヒデに関しては突然変異みたいなもんで、奇跡が起きない限り日本にああいうのは出ない、ってのがあったのだけど、そう考えるとあのドルトムントの試合は中田英寿という日本に産まれ落ちた奇跡の最後の試合だったのか。。。
まだまだ日本にはヒデの力が必要だと思うんだけどな。。。


とかなんとか言って、2年くらいして電撃復帰! とかいうのもヒデに限ってはなさそうだよな。。。


まあ、とにかく、ヒデよ。おつかれさん。
こうして日本がワールドカップに出られるようになって、1億2千万人の日本国民が世界の舞台でドキドキワクワク(Copyright by 高橋尚子)できるようになったのも、そのうちの1万人くらいのヒマな大馬鹿野郎が代表の応援に駆けつけるようになったのも、キミの力に負う所が大だったんだよ。
願わくば、世界のどこかで会えるといいな。
その時は、おじさんと2ショットを1枚撮るくらいは笑って許してくれよな。俺のカメラはIXYじゃないけどwww