予定通り、きっかり38時間で朝の9:00前に成都着。
まずはダメ元ながらラサ行のチケットを探しに、そのまま駅のチケット売り場へ。
ラサ行だけは窓口が別で、ほとんど人が並んでない。
で、窓口の前に座ってた係員らしき兄ちゃんに、
「9月12日のラサ行欲しいんだけど」と尋ねると、彼が窓口に行って、窓口嬢とゴニョゴニョした後、
「硬臥は没有。硬座は有」とのこと。
ふん。窓口の横には"外国人はパーミットが要る"という貼り紙があるんだが、これはどうなんだ、どうなんだ、どうなんだ。今なら有るという硬座チケット、パーミット無しで売ってくれるのか？ しかし、24時間ならともかく、48時間を硬座で行くのはちょっとムチャクチャにキツいからなあ。
ということで、一旦撤退。明日の朝、早めに来て、もう一度硬臥チケットにチャレンジしてみよう。しかし、これ、とれなかったら、どうやってラサまで行こう？？？
地図買って、バスで市街地寄りのGHにチェックイン。
まずはシャワー浴びてさっぱりやがな。これ。
そんでもって、成都の街なかまで歩いて行って目撃したもの
・木造のバス。木造のバス？！ トラックバス（トラックの荷台を改造したバス）なら東南アジアになんぼでもあるが、木造バスを見たのは初めて。外枠というか、要するにフレームが木造なのだ。なんだかまるで、ディズニーランドなんかにある園内バスみたいな感じ。それにみんなマジメな顔（つうか普通のバスなんだから、マジメもクソもないんだが）で乗ってるのが可笑しい。ただし、これはとってもレアらしく、今日一日で2回しか見なかった。あとは普通のバス。2階建てバスだってある。
・フェラーリ。本物の赤いフェラーリ。木造バスと、フェラーリが走るこの街は、何なんだ。
・スターバックス！ （マグはパンダの絵だ！帰りには絶対買うこと！）
・イトーヨーカ堂(伊藤洋華堂、と書くらしい）
・ついでに西武百貨店（だと思う。中には入ってないが、ロゴがそのまんま）
・BreadTalk（シンガポールのパン屋） これには驚いた。
成都自体は、予想通り、どこにでもある中国の大都市。ビルがガンガン建ってて、繁華街には人がわらわらとたむろっている。ただし、泊まってる辺りの雰囲気がけっこう下町っぽいところもあって、気分としては悪くない。
夜、マーボードーフの元祖の店へ。
メニューを見ると、普通の"麻婆豆腐"は8元。"金牌麻婆豆腐"は20元。
ううむ。と悩んで、"金牌"だとデカイのか？と尋ねると、そうでもない様子なので、ここは男だろう。"金牌"で。
かなり後悔した。
「量が多くて」「すげえ辛い」
そもそも"麻"というのは麻薬の麻でもあって、要するに「シビレル」という意味らしいんだが、辛いというのは正確な表現ではなくて、なんつうか「香辛料そのまんまです」みたいな感じ。
最初のご飯1杯で食えたのが、"金牌"全体の1/5か1/6くらい。最終的にご飯3杯食った、というかご飯ないと食えなかっただけなんだけれども、それで全体の半分食ったか、食わないかくらい。それでもう汗ダラダラでギブアップ。
奥で小姐に、「あのリーベンレン、根性ないわね！」みたいな事を言われたんだろうか。。。
つうか、食えねえよ。あんなの。
豆腐に香辛料が乗っかってて、まっ黒にしか見えないんだぜ。漬かってる部分は赤いし。
