ひまだなぁ

gowest_lookeast2006-09-05

夕方、武侯祠に行った。
武侯というのは、諸葛亮のことみたいなんだが、ここには劉備の墓もある。にもかかわらず、「武侯祠」と呼ばれるのは、よくワカランな。


60元も払って中に入ると、最初に劉備の祠。つうか、要するに雷門にあるようなあれは不動明王なんだっけ?とにかく、ああいう感じで劉備の人形があんの。右には関羽、左には張飛の人形。周囲は蜀の国関係の人々(超雲とか黄忠とか馬超とか、あとは文官の人々)の人形が並んでんの。バカバカしいとは思いつつも、とりあえず王様と五虎将軍の皆さんだけはデジカメに撮ってみた。


奥に入ると、諸葛亮の祠があって、なぜか彼だけ特別待遇。
周囲には諸葛亮の有名な台詞が刻まれた板があって、まあこれもモロに観光地用に、それでもそれなりの書家の人が書いたんだろうけど、出師の表(これは白帝城にも、張飛廟にもあった。当然、観光用)などもあったりする。でも、基本的にツマラン。


劉備の墓は、「恵帝陵」というところで、ここでもゴテゴテとなにやら飾りつけでもあったら萎えるぞ、と思ってたが、これはちょっとした土盛りの上に木や草がうっそうと茂ってて、何も手が入ってなくて、けっこう静かな場所で、これだけはまずまず、ってトコか。


まあ、三国志マニアなら行ってもいいかもしらんが。
とりあえず帰ったら、吉川版を再読してみたい気にはなった。
ちなみに、ここの門のすぐ傍にはスタバがあった。もしかしてチョー限定グッズがあれば買おうと思ったが、なかった。残念。「張飛のほこ」柄のマグとかだったら絶対に買ったのに。
帰りに坦坦面を食った。辛かった。口内炎上の緩和のために、白玉ダンゴも食った。うまかった。



今日読んだ本(ヒマしてるわぁ)

「傷」 幸田真音
普段なら絶対に読まない本。ヒマで上下巻あるから選んだだけ。経済小説というか、内幕物に近いと思うんだが、要するに小説を書くタマじゃない人が書くとこうなる、って感じ。経済の話の部分はともかく、人が全然書けてないし。まあ、そういう読み方しちゃダメなんだろうな。こういうのは。


69 sixty nine」 村上龍
まだ途中までしか読んでないが、多分20年ぶり位に読んでる。まさに俺自身も高校生の時に、友人に借りて読んだときは爆笑しながら読んだんだけども、今ではなぜか笑えない。ただ、この本には学生時代のちょっとした思い出があって、それを思い出した。ここにはとても書きたくない、そしてつまらない話だけど、我が青春の1ページだなあ♪