気功ばばあ

gowest_lookeast2006-09-09

足マッサージに行ってきた。GHでオススメの所だったんだが、中国のアパートの一室みたいなトコで、近所の人々が繰るような場所。マッサージじゃなくて、"診療"の看板がかかってる。


1時間の足マッサージだったんだが、トルコのハマムを除けば、これまでの人生で一番痛いマッサージだった。言葉は通じなくても、普通は表情や声で気がついてくれて、弱くなるもんだが、ばばあは、"目が悪い"、あるいは"目に効いてる"、と言って(るらしい)、そのままグリグリ攻め続ける。そりゃ俺が眼鏡かけてるから、目が悪いのは一目瞭然なんだけどな。


ところが、しばらくして別の所で驚ろかされる。グリグリ攻撃で「うおぉ」と声を上げると、ばばあ、今度は喉を指さす。
マジかよ。


俺は、喉に問題をかかえることが多くて、冬場も真っ先に痛めるのは喉から。今だって、しょっしゅう咳払いするし、痰も吐きまくり。(中国人はどこでも痰を吐くので、あまり目立たない)
俺がガンで死ぬとしたら喉頭ガン、というのはかなり自信がある、ってくらいなんだが、偶然なのかマジで判ったのか、ばばあは1発で当てやがった。
ううむ。時々、太極拳風に手のひらで足に「気」みたいなものも送ってるんだが、あのばばあは、何かの術士なんだろか???


1時間で15元というのは破格のプライスではあった。





蒼穹の昴」 浅田次郎
5年くらい前だったか。1度読んだこともあって、1日で一気に読んだんだが、


おもしろーい!


多分、1回目よりも面白く感じた。オチが判ってても面白く読めるというのは、優れたエンターテイメントの条件の1つじゃなかろうか。帰ったら、「大地」と「坂の上の雲」も再読したくなったぞ。