成都にいてもすることもなし、1泊で黄龍渓という小さな町に行って来た。
少しだけ昔の町並みが残っている町で、昼間はそこそこ観光客もいたが、余程ヒマでない限り成都から日帰りで来る町らしく、夕方からは本当に静かな町になった。
今日、昼過ぎに成都に戻ってきて、これからスーパーで食料を買い込んでから、18:18発の電車でいよいよラサに向かう。
中国に入ってからほぼ2週間、ずっとどんより曇っていたのだけども、向こうの天気はどうなんだろうか。
「激しく倒れよ」 沢木耕太郎
「明るい旅情」 池澤夏樹
ともに紀行文作家とも言える2人。こういう場所なので、こういう本が溜まりやすいんだろうとは思うけど。
もっとも、「激しく倒れよ」は、旅とは全然関係ない、本業のノンフィクションの方。
しかし、旅先でバカみたいに本を読むというのは、どういうことなのか。ご当地物ならともかく、関係ないミステリーなんぞを読むのは確かにバカげた行為ではあるな、とは思う。
