朝、起きたら宝鶏を出たところ。ここから蘭州までは、去年の大陸横断とほぼ同じルート。
昼過ぎに蘭州を出て、ここから未知の世界へ。とはいっても、既存の鉄道部分なので、見所は青海湖くらい。
ベッドの頭のところには、酸素吸入用の口がついているのだけど、何かを突っ込まないと出てこないので「意味がないやん。さすが中国」と思ってたら、夜になって、鼻から吸い込むためのチューブが配られた。確かに、初日はたいした標高ではないので、要らなかったのは事実。馬鹿にしてｽﾏﾝｶｯﾀ。（結局俺は使わなかったけど）
「国境の南、太陽の西」 村上春樹
これも、十年くらい前に読んだもの。あまり自信がないけど、「ノルウェイの森」の次に出た作品だったような気がする。村上春樹の最高傑作は「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」だと思うけれども、これもなかなか。「ノルウェイの森」よりは100倍面白い。
余談ながら、ビートルズの「ノルウェイの森」は、「ノルウェイの家具」と訳すべきではなかろうか、という説があるが、おれもどっちかというとそう思う方。
「仮面劇」 折原一
うんこ。うんこの中のうんこ。
「三銃士」下巻 デュマ
これもハッピーエンドという感じはしないんだけど、当時のフランス人はこういうのが好きだったんだろうか？？理解に苦しむな。
