ダークな、ジェームズ・ボンド

ずっと体調が悪かったので控えてたんだけど、週末には咳も止まったんで、行ってみた。
有楽町の昼の回。


・入場 月曜の昼というのに半分近く埋まってる。ヒマそうなサラリーマンのおっさんが多い。
・予告編1 「墨攻」は、観たい。香港でもガンガン宣伝やってた。
・予告編2 その香港映画の傑作「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版は、なんとディカプリオ&マット・デイモンのダブル主演で、監督がスコセッシらしい。ディカプリオはあまり好きじゃないが、マット・デイモンは結構好きなので、これも観たい。しかしスコセッシってディカプリオがお気に入りなんだな。。。
・本編1 冒頭の主題歌がクリス・コーネル! 最近はマドンナとかガービッジのスタイリッシュ&スリリングな路線だったんだけど、ゴリゴリのアメリカンロック。後で気がついたが暗示してたな。
・本編2 新ボンドは、これまでの007とは全然違う。まるでロンドンあたりのチンピラ兄ちゃん。
・本編3 スーパーマンといい、スパイダーマンといい、人間臭いヒーローが流行りなんだろうか。
・本編4 モンテネグロにあんなきれいなホテルが?!
・本編5 今回はQが出てこなかった。とにかく、いつもの007とは違う。
・本編6 オーラス、もうちょっと凝った終わり方にしてもいいんじゃないか。
・本編7 英語のリスニングは、ほとんど判らんかったorz


まとめ
3枚目テイストもあったピアース・ブロスナンとは全然違うボンド。見終わった後で気分爽快!ってのとは微妙に違う。シリーズ全体を通してもかなり異端なボンド(ホントにチンピラ兄ちゃんなのだ)だが、これはこれでアリ。ただ、次作は元に戻すのか、この路線で行くのか。俺は1作限りならアリと思ってる派なので、元に戻したほうがいいと思うけど。



さて、有楽町で見たわけだが、すぐそばには西銀座チャンスセンター。年末ジャンボで凄い行列だったが、並んでみた。3億円当たれば、お気楽な遊民生活が延長できる。暦をみると先勝だったんで、午前中に買えればよかったんだけど。。。




池袋ウエストゲートパーク」「Ⅱ」「Ⅲ」 石田衣良
こういう本はなぜか日本ではミステリーに分類される。ミステリーっちゃあミステリーなんだけど、どうも納得がいかない。これは絶対に冒険小説だと思うんだけど。まあ、いいや。
石田衣良は初めて読んだが、読むのに疲れた。
これが本当に今時の子のリアルなのかどうかは判らないけれど、街の気分みたいなもんは、凄い良く伝わってくる。ただ、びびっくりするほど面白い、ってものでもないし、誰が読んでるんだろう。高校生とかなのかな。


「ブルータワー」 石田衣良
試しに別の本も読んでみた。9.11にインスパイアされて書いたらしいけど、これが陳腐極まる。時間の無駄だったー。