地球2位

\15,000で買えるなら今日も行こう、と思ってたんだが、日曜の試合ということと木曜の試合でのスーペルロナウジーニョ効果で、オークション相場は高騰。半額近くで買えてたチケットは一気に定価以上になったんで、やめ。

2試合ともTVで見たが、両方ともナイスゲームだったじゃないか。(それでも3万円は高い)
ロナウジーニョの魔法は完全に不発だったんで、それ目当てで言った人はorzな試合だったとは思うけれど、インテルの10番なんて本当に凄かったし。
ブラジルにはあのレベルの選手がゴロゴロおるんやろ。マジでシャレにならん。と思いながら決勝を見てた。
バルサは例によってポゼッションでは完全に圧倒しながら、最後の鍵をこじ開ける事ができず。逆にミスから失点という、負けるときはこういう負けなんだろうなあ、という負け方。
一つには選手キャリアとしては上がりのチームであるバルセロナと、これから欧州進出を目指す選手から成るインテルとでは背負ってるものが違うってのがあったんだろうな。これは今回に限った話ではなく、少なくとも90年代半ば以降のトヨタカップはずっとそうだったんだけど。


しかし俺的には、実は「バルサ、負けちゃえ!」ってのが心の奥底にあったりもした。だって、メディアも含めた日本人みんなが一斉にバルサマンセー状態というのは気味が悪いですよ。やっぱり。



"Intencive Care" Robbie Williams
イギリスが誇るスーパースターの前作。(こないだHMVに行ったら、早くも新作が並んでたんで驚いた)
去年の秋から冬にかけて欧州中のTVでは"Tripping"が延々と繰り返し流れてて、最初はピンと来なかったんだけど、やっぱりポップでキャッチー。
このアルバムを聴くと、みんなRobbieに夢中というのは理解できる。理解できないのは、なんでアメリカや日本で売れないのか、ってトコなんだが。。。だって、アメリカでも受けそうじゃん。この音なら。きっとライブにいっても、ショウアップしまくりで、めちゃ楽しいに違いないぞ。5000円くらいで観られるなら観てみたいなぁ。


"Back to Basics" Christina Aguilera
シングルになった"Ain't No Other Man"でガツンと来て、15元だったので試しに買ってみた。悪くないけど、オーバープロダクションじゃないでしょうか。繰り返して聴くことはないだろうなあ。



「半島を出よ」 村上龍
北朝鮮のテロリストが福岡市を支配下に、というのがいきなり「亡国のイージス」を連想させるけど、中身はあんなに弾けてない。それでも、俺はこっちの方が好き。土俵が違うから比較にならんけどな。
言ってる事は相変わらずだけど、村上龍もトシを取ったのだなあ、という印象。終わらせ方がイマイチだが、続編があるような感じでもあるので、そのせいかもしれない。
村上龍が言ってる事は理解できる部分もあるけれど、彼が思っているほど日本人はダメじゃない、とも思い始めている今日この頃。
無条件降伏せずに本土決戦を選んでたら、間違いなく日本は分断国家になってたワケで、それよりは今の歴史の方が日本にとってはベターだったと俺は信じる。