五輪予選 サウジ戦@国立

こないだまで暖かかった(なんと、10月半ばまで夏物スーツを着ていった日があった)のに、今週から急激に寒くなったこともあって、今日はカイロ2つ、マフラーに加えて下半身はパッチ装備。パッチは10年以上の前の年末年始に初めて北京に行ったときに寒さに耐えかねて買ったものだが、年に1回くらいは使っている。


で、定時後に国立まで行ってきた訳だが。。。
(オフィスから青山門までなら早足で歩いて20分強)



・これは今日に限った事ではないんだけど。代表関連の試合ではスクリーンに"All for 2010"というナメくさったスローガンの映像が出るんだが、そこにある 「日本サッカー最大の目標である2010年FIFAワールドカップ出場」と言葉にモーレツな違和感を覚えるのは俺だけなんだろうか。
それはこのうんこスローガンを作ったと思われる広告代理店やら何やら有象無象の人々の思いであって、まともなサッカー関係者とかサッカーファンはそれを最大の目標にはしていないと思われ。
・つまり正しくは「日本サッカーに群がってビジネスをやっている我々の最大の目標」とするべき。勿論、ビジネスが絡む部分を全面否定するつもりはない。それで食う人々は居て当然。ただし、こういう欺瞞に近いやり方はよろしくない。
・寒かった。防寒仕様で行ったつもりだったが。加えて試合内容も寒かった。事実上のタイトルマッチだったので、それなりの思いを持って見てたから良かったようなもののキリン関係のノンタイトルだったら、金返せ、と言いたくなるクソゲーム。
・これまでのガラガラの試合と打って変わって41000人が集合w
・前半だけ見てると完全に負け試合。トータルで見ても判定があれば負けだった。
・つーか、サウジがつないで日本はカウンターという「それは逆だろう」という展開。
・これまでの試合で最低限の結果だけは残し続けていたという事だけで、今日は引き分けと予想してたが、ここまでグダグダの内容とは予想外。
(大胆予想では、あっさり先制した後、グダグダになって残り30分切るあたりで追いつかれるも、どうにか逃げ切るという展開だったが。。。)
・結局、ボーナスステージだったベトナムとの直接対決で6ポイント取れたチームとそうでなかったチームの差だけだったということ。カタール相手には1勝1敗。サウジとは2分。結果だけ見るとこの先10年間が思いやられる。
・何よりも驚いたのは、試合後に泣いている選手がいたこと。アトランタ出場が決まった時は理解できる。シドニーの時は俊輔だけが泣いていたような気がする。アテネの時は、多分誰も泣いていないんじゃないかな(あ、カントク。。。)
それが、五輪出場を決めて泣いてしまう選手が、普通にいるというのは、どうなんだ。確かに、シドニーアテネは楽な組み合わせで、今回は組み合わせが決まった瞬間から、厳しくなるのは判っていたことだけど。
・引いて見すぎなのかもしれんが、タイムアップの後は歓喜する日本選手よりも、サウジの選手を見ていた。がっくりと頭を垂れる選手もいれば、GKのようにゴール前で手で顔を覆いながら仰向け倒れてたまましばらく立てない選手もいた。でも、あれは明日の俺たちだ、とか思ったりした。
・試合後の反町の「みなさん、お寒い中。。。」というスピーチには脱力。
・来年の本戦は18人枠だと思うが、OAで中澤か闘莉王のどっちかは入れた方がいいんじゃないでしょうか。あとはFWを誰か1人。



ところで、A代表の監督探しが始まってるようで。当然と言えば当然の話ではあるんだけども、どうなるんでしょうな。今のJから引っ張ってくるのは論外だと思うが。オジェックとか、マジでカンベン。