点と線

香椎に住む事になった時(しかも、海の方だ)に、考えたのはやはり「点と線」の事だったと思う。
最初に読んだのはもう25年以上前の筈だけど、子供向けのシャーロック・ホームズとかルパン物を除けば、生まれて初めて読んだミステリーはあれだろう。


ということで、ドラマを見た。むちゃくちゃにカネかかってますなあ。カネをかければ良いドラマが出来るとは限らないとは思うけれど、懸命に細部まで再現しようとしているのが見て取れて、あれは大したもの。


西鐵香椎驛と国鉄香椎駅の前の通りの再現には思わず感動してしまいました。
もちろん、当時の景色なんて知るわけないんだけども、今のと重ね合わせて、「ああ、確かにああいう感じだったんだろうなあ」と。


ただ、たけしの演技はどうもイマイチというか、あまり凄みが感じられなかったし、たけしがやる必然性もなかったような。