日本 vs チリ@国立

昨日、今日とオフサイトのキックオフミーティング。今日は土曜なのに6時起きで、寝たのは2時すぎだったこともあって、意識モウロウ。
そのせいでもないけど、行きの地下鉄の中で録画予約忘れに気づく。


ミーティングはつつがなく15:00に終了。
見附のスタバで本読みながら時間潰してたが、途中で爆睡。


試合の方のキックオフは19:10。上は6枚重ねで完全防寒。下もユニクロヒートテックタイツ装備でほぼ万全かと思ったが、足の指が。。。


・バックスタンドはガラガラ。20ゲートのR列1番という、センターライン上のベストポジションだったにも関わらず、我々の席の周辺3mには他に座ってる客がいない。
・スタメンで最大のサプライズは内田の起用。あと、阿部ちゃんをセンターにしたのは、うーん。どうなんだろう。個人的には阿部ちゃんのセンターというのは余程のスクランブル事態しかないと思うんだが。
・あとは中澤で、左が駒野。鈴木啓太が底で、山岸、遠藤、憲剛。高原&巻のトップ。ということはオシムジャパン
・で、試合なんだけども。まあ、ジーコジャパンというか。。。
・受け手が動かずに、要するに足元足元の連続。向こうのプレッシャーが早かったせいもあるが、どうにもこうにも。遠藤と憲剛の出来は終始低調。
・何本かクロスが出たが、ゴール前はどっちも止まった状態でしか出ないところに工夫無く入れるだけなので、弾き返されるだけ。
・1度だけ、中央でワンタッチが5〜6本つながってボックスまで持っていったが、惜しくも巻が潰されてしまった。あれは決まってればスーパービューティフルゴールだったと思うが。
・むしろ、動いてボールを受けてるのはチリの方だったりして。
・前半終了前くらいから、足の指先の感覚がなくなってきた。
・「これは、選手変えんと点が入る気がせんぞ」と言ってたんだが、交代無しで後半突入。試合は同じペース。
・「あー、もし今ここで中国の足マッサーの薬湯桶とか来たら、ショック死するな。俺」
 「マジで?あれ、俺大好きなんだけど」
 「あれ、いつも熱すぎて苦手なんよ。ちょっとうめてくれんと困る」
 「あの熱いのがええんや」
 「ところで、そもそもなんで『うめる』なんやろな。全然埋めてないやん」
 「なんでやろな」
 「ちゅうか、そもそも『うめる』で通じる?」
 「俺んちは一応通じるけど、普通使わんな。『水でぬるめる』とかそんな感じ」
 「ウチはバリバリに『うめる』っつーけどな。ちゅうか、そもそも『うめる』ってどんな字なんや?」
 「そら『埋める』やろ」
 「土へんの?」
 「土へんの」
 「『梅』じゃなくて?松竹梅の」
 「そらありえんやろ!なんで『梅る』なんや。名詞に『る』付けて動詞化は有り得んやろ」
 「そうかあ。子供心には『梅る』しか思いつかんかったけど」
 要するにヒマな話をしていたわけだ。
・で、それまでまったくいいところ無かった内田のところからやっと一度形になったところで、内田→加地さん。
・高原→大久保。山岸→羽生になってから、大久保が裏を狙うようになってやっと攻撃が活性化。
・しかしその大久保のドンピシャヘッドはキーパー正面。
・そしてその大久保の至近距離45度からのGK1対1は、枠に飛ばず。
・足の指がいい加減もげそうで、残り20分あたりから、1点取ってさっさと帰りたいということしか考える気力もなかったが。
・結局、第二期岡田ジャパン初戦は第一期同様にドロー発進。
・1試合だけなんで、どうこう言う気はないが、希望が持てるという感じはちょっと少なかったな。
・必死で帰りの階段を下りる途中、「この後、優秀選手を発表いたします」という場内アナウンスを聞いて愕然。一番優秀だったのは、このクソ寒い中集まって90分座ってみてた観客だと思う。
・最大の見せ場は、ノースリーブのドレスで唄った平原綾香君が代だったりしたのか。いや、あれは聴かせる君が代だった。


「眩惑されて」ロバート・ゴダード
「大聖堂」ケン・フォレット
「長生き競争!」黒野伸一
「日本人よ!」イビチャ・オシム
「隠蔽操作」「果断」今野敏
蹴りたい背中綿矢りさ
「うたう警官」「エトロフ発緊急電」佐々木譲
「メキシコの青い空」山本浩

「眩惑されて」は、まだまだ初期の作品には程遠いが、近作では久々にちょっと面白いゴダード